★2 | 世界映画史に於いては共通認識とされるものが欠落しているなら埋めていく作業は必要だと思う。が、だからと言ってルビッチを過度に評価する気にもなれない。最後の2作は名作とは思うが、こいつは緩い。観たプリントも悪かったんだけど…。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 弟子のワイルダーと違いは、ワイルダーのアイディアが一発芸的(ラケットでスパゲッティとかね)なのに、ルビッチのは、いちいち次の展開と有機的にアイディアが絡んでくるところ。これも伏線アイディア(時計等)満載で、いちいち気が許せない。 (くたー) | [投票(2)] |
★5 | こういう映画が一番贅沢。邦題もいい! (tomcot) | [投票(1)] |
★3 | 脚本がつまらない。演出も、いつものルビッチらしい緻密さとスピードが感じられず緩慢な印象。ガストン(ハーバート・マーシャル)とリリー(ミリアム・ホプキンス)、夫人(ケイ・フランシス)のテンポの歯車が噛み合わず空回りして笑うに笑えない。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | ガストンがコレ夫人宅の階段を駆け上がり駆け下りるシーン、時計の表示板の進行に台詞だけがかぶさるシーン、無駄なカット何一つなく、切り詰められた省略の美しさのきわみ。なおかつ洒脱。邸宅のデザインの斬新さも素晴らしく、美術品のように賞玩したい作品。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | ルビッチは移動大好き。冒頭のベニスのホテルの窓を移動するシーンは当時としては驚愕ものだったろう。ミリアム・ホプキンスとハーバート・マーシャルの2人の詐欺師が素晴らしい。窓越しにミリアム・ホプキンスをとらえる二つのカット! (ゑぎ) | [投票] |