★5 | 産児制限の中、夫の股間の一大事。人として生きるための純粋な怒りと誇りが生んだ秋菊の一冬の旅は、国家の制度へと行き着く。日常に秘められた矛盾を浮き彫りにするドラマと擬似ドキュメンタリーの調和が抜群。コン・リーに寄り添う妹が映画的隠し味。
(ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | これが「コン・リー」?ここにいるのはまさに「秋菊」だ。これを「演技」と呼んでいいのか。いや、これは「演技」なのだ。紛れもない「演技」なのである。今まで何気なく使っていた「演技」という言葉の意味を教えてもらったような衝撃。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 能面女優に感情を付与し、自身の極まった手法をも鮮やかに転換させたイーモウの底の見えなさ。往年のイタリア映画を彷彿とさせるバイタリズムとユーモアの混在。パラノイアな際どいキャラも腹ボテのコン・リーが飲み込み融解させる。彼女の映画。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | コン・リーこそ現在世界最高の、世界最大の女優であることを疑いなく確信することができるだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★3 | 田舎の男社会にけちをつける女など、一昔前では考えられなかったのでは。これが普通の話なら、中国での女性の台頭は進んでいるのだろう。変なプライドにしがみついて、頭も下げることが出来ない村長は、こっけいを通り越して哀れに見えた。2005.8.16 (鵜 白 舞) | [投票] |
★3 | そこまでやってなんだったのかなあ [review] (カノリ) | [投票] |