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黒線地帯 (1960/日)
製作 | 大蔵貢 |
監督 | 石井輝男 |
脚本 | 宮川一郎 / 石井輝男 |
撮影 | 吉田重業 |
美術 | 宮沢計次 |
音楽 | 渡辺宙明 |
出演 | 天知茂 / 三原葉子 / 細川俊夫 / 三ツ矢歌子 / 大友純 / 吉田昌代 / 魚住純子 / 守山竜次 / 鳴門洋二 / 瀬戸麗子 / 鮎川浩 / 城実穂 / 浅見比呂志 / 大谷友彦 / 宮浩一 |
あらすじ | 雑誌社に特ダネを売り込むトップ屋の町田(天知茂)は、黒線地帯と呼ばれる地域で密かに客をとる売春組織を追っていた。ところが、マークした女を新宿の旅館に追い詰めた町田は、睡眠薬を飲まされ意識を失ってしまう。目が覚めると、そばには町田のネクタイで首を絞められた女の死体があった。罠にはめられたのだ。事件は「踊り子殺人事件」として大々的に報道され、町田は警察や同業のライバル鳥居(細川俊夫)の目をかわしながら真犯人を追うことになる。手がかりを引き寄せていくうちに町田のまえに、高校生の美沙子(三ツ矢歌子)と謎のあばすれ女麻椰(三原葉子)があらわれる。新東宝の「地帯(ライン)シリーズ」第二弾。(80分/白黒) (ぽんしゅう) | [投票] |
これは滅法面白い。実にいい加減なお話だし全体的にチープな作りだが、大蔵貢の猥雑な趣味に石井輝男のスピーディな演出と渡辺宙明のジャージーな音楽が調和して見事な映画のノリが実現している。天知茂の存在感も素晴らしいが、ヒロイン・三原葉子がすこぶる魅力的だ。彼女の所作、一挙手一投足が実に可愛らしい。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
新宿歌舞伎町から始る典型的な巻き込まれ型サスペンス。何気にリアルな設定と深刻な社会問題にまで言及した物語を、淡白な主人公とライトなヒロインがテンポ良く牽引して行く。ミステリとしては意外性に欠けるし、スリラーよりも馬鹿馬鹿しさが先に立つが、ラストシーンで得られる哀切さは本物。 [review] (町田) | [投票(1)] | |
悪人が悪人らしく撮られている。天知茂がいかしてます(半ば死語? でも、この映画に対しては、“いかしてる”と言いたくなる)。断然かっこいい。たとえば、ラストシーンでの足の開く幅がちょうどいいんだ。 (なつめ) | [投票] | |
テンポよくぐいぐい引っ張る語り口の上手さ。いささか饒舌なモノローグも、ハードボイルドな味として許せてしまう手練れの職人芸。新宿歌舞伎町、浅草下町界隈、横浜の繁華街から港湾と“街”が存在感を持って活写されるモノクロ映像も危ういムードを醸し出す。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 14人 | 平均 | (* = 1)
POV
映画は新東宝(大嘘) (町田) | [投票(6)] |
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