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黄色い風土 (1961/)

[Mystery]
監督石井輝男
脚本高岩肇
原作松本清張
撮影星島一郎
美術近藤照男
音楽木下忠司
出演鶴田浩二 / 丹波哲郎 / 佐久間良子 / 柳永二郎 / 須藤健 / 曽根晴美 / 若杉英二
あらすじ「週間東都」社会部記者の若宮(鶴田浩二)は女性問題研究家の島内(柳永二郎)への取材旅行で熱海に向かう途中、カトレアの匂いの謎の女(佐久間良子)と相席になり興味を覚える。宿泊先の「鶴屋ホテル」で同宿客の自殺に遭遇し疑念を感じて編集長の木谷(丹波哲郎)の了解を取り付けて同僚の田原(曽根晴美)とともに自殺事件を追うことになる。しかし、数日後、「鶴屋ホテル」のフロントマン春田(増田順司)が名古屋で殺され、現場に向かった若宮は何故か島内と出会う…。松本清張原作による石井輝男監督第24作。 (けにろん)[投票]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★3こんな都合のいい展開があってたまる訳はないが、丹波編集長がゴーサインを出して誠実漢(しかし何処か変な)鶴田浩二が攻めまくるのだから、いいでしょう。☆3.4点。 (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★3薄気味悪い人物を描くことの好きな石井輝夫に、まだその萌芽はない。しかし、原作に沿って手際よく課題を整理していく主人公を活写したオーソドックスな職人性が発揮されている。ロケ先の空気感、警察や新聞組織の臨場感も良く出ていた。 (ジェリー)[投票(1)]
★3「カイザー・ソゼ」真っ青の真犯人にも驚いたし、前半の如何にも清張らしい構成とムードやリアルな60年代の情景は堪能したが、終盤は展開で語るに疲れ大雑把な日活ニューアクション風味になってしまった。そういった詰めの甘さが石井輝男ならでは。 (けにろん)[投票(1)]
★3大慌てのダイジェスト版推理劇で途中で筋を追う気が失せたのだが、スタッフ・キャストが旧軍嫌いなことだけはたいへんよく判るところで、元祖『野良猫ロック』なトンデモ収束が素晴らしかった。鶴田浩二の造形は後年の「男たちの旅路」を想起させるいい味がある。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2春田、倉田、奥田、村田と似たような名前に混乱するし、人が死にすぎだし、偶然の大盤振る舞いにもだんだんウンザリしてくるが、最後のワケわからん展開を見るにつけ、こういうB級清張映画なのだと割り切れば楽しめないこともない。 (TOMIMORI)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点0人
3点7人*******
2点1人*
1点0人
8人平均 ★2.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
黒い年代記 〜松本清張の世界 (町田)[投票(3)]
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