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八月はエロスの匂い (1972/日)
[Drama]
製作 | 岡田裕 |
監督 | 藤田敏八 |
脚本 | 藤田敏八 / 大和屋竺 |
撮影 | 安藤庄平 |
美術 | 木村武 |
音楽 | 真田勉 |
出演 | 川村真樹 / 永井鷹男 / むささび童子 / 片桐夕子 / しまさより / 中野由美 / 堺美紀子 / 清水国雄 |
あらすじ | デパートの貴金属売り場に勤める圭子(川村真樹)にひとりの少年が走り寄って来る。少年はレジの金を鷲掴みにし、手にしたハサミで圭子に傷を負わして逃走した。少年は特徴のある「斜視」だった。ある日、遊園地で少年を発見するも逃げられるが、圭子の心に少年の顔が焼きつく。少年は「シラミ」と呼ばれていた。そして恋人と車で帰省中に、またしても不良少年グループの中にいる「シラミ」を見つけ、彼等の後を尾行していく。無軌道な青春を謳歌する仲間たちの中でひとり疎外される「シラミ」。それを見つめる圭子。夏の浜辺が夜に変わる頃、圭子は「シラミ」を浜辺に誘い出した・・<日活/73分/カラーワイド> [more] (sawa:38) | [投票] |
エロスはなかったけど女の凄さがあった。 [review] (ざいあす) | [投票(1)] | |
前作『八月の濡れた砂』のギラギラしたような感性は感じられない。ロマンポルノ路線への戸惑いが、本作品の中途半端さに繋がっている。しかし浜辺で「交わる」シーンからラストは、藤田敏八らしさを堪能するには充分過ぎる出来具合だ。 (sawa:38) | [投票] | |
やっぱり失敗作でしょう。藤田敏八はロマンポルノに興味があったのだろうか。川村真樹の肉体にも興味がなかったんじゃないだろうか。海辺へ行けばなんとかなる、というようないい加減さが見て取れる。しかもその出鱈目さが映画としての面白さに繋がっていれば許されるのだがそうはなっていない。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
この前後の作品を観れば分かるが、藤田敏八は状況に根ざした物語の中でしか人間を描くことができない作家なのだ。大和屋竺が作り出した、背景をなくし肉体で思考し浮遊する女と時代や社会に正対できない男、という観念描写がまったくできていない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
誰とでも寝る女の話。それはそうと、緊迫したシーンで「気を許した途端、パトカーがピーポーピーポーかも知んないだろっ!」の台詞はないと思うw (IN4MATION) | [投票] |
Ratings
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
私は日活ロマンポルノのファンである (ぽんしゅう) | [投票(16)] | ロマンポルノを棄てた男・藤田敏八と村川透の仕事 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
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