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処刑の丘 (1976/露)
VoskhozhdeniyeAscent
監督 | ラリーサ・シェピチコ |
脚本 | ラリーサ・シェピチコ / ユーリー・クレピコフ |
原作 | ワシリー・ブイコフ |
撮影 | ウラジーミル・チュフノフ / パーヴェル・レベシェフ |
美術 | ユーリー・ラクシア |
音楽 | アルフレード・シニートケ |
出演 | ボリス・プロートニコフ / ウラジーミル・ゴストゥーヒン / セルゲイ・ヤコヴレフ / リュドミラ・ポーリャコワ / ヴィクトリヤ・ゴルデントゥル / アナトーリ・ソロニーツィン |
あらすじ | 1942年冬の白ロシア。食料と弾薬不足に苦しむパルチザン大隊は、物資調達の必要に迫られ、世故に長けたルィバク、若き砲兵ソートニコフを近隣の村に派遣する。夜の森を抜け目的の村に辿りついた二人だが其処は既に焼き払われている。飢える仲間達を思えば手ぶらで帰れることの出来ぬルィバクは、衰弱するソートニコフを抱え、更に奥地の村を目指すのだが・・・。 ソ連の女流監督ラリーサ・シェピチコによるV・ブイコフ「ソートニコフ」の映画化。’77年のベルリン映画祭金熊賞受賞作品。<モスフィルム/白黒/110分/スタンダード> (町田) | [投票] |
タイトルバックの交戦シーンから厳しい画が続く。雪を踏む靴音。乾いた銃声。そんな冷徹な環境音のなか動揺し続ける手持ちカメラが「顔」に迫り、雪原の凍てつきと敵への恐怖に固まった疲労顔から、捕虜としての矜持、動揺、駆け引き、諦観を無遠慮に捉え続ける。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ソ連は無茶な国家だったがナチから被った被害が割り引かれる訳ではない。イスラエルの蛮行でユダヤ人の歴史的被害が相殺される訳ではないのと同じだ。歴史の悲劇は折り重なり被害者は容易に加害者になる。本作はナチ協力でもってその典型を描いている。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
白黒スタンダードサイズの画面、アップの多用で、息苦しさは伝わって来たが、所詮は社会主義リアリズム、帰結、論旨はミエミエである。勿論、私はそれに賛同できない。雪原の切り取りと、残酷な官僚ポルトノフ役アナトリー・ソロニーツィンの爬虫類的怪演は見物であった。 (町田) | [投票] |
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第二次大戦と映画 ヨーロッパ編 (町田) | [投票(25)] | ソ連解体 (町田) | [投票(1)] |
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