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牡蠣の王女 (1919/)

Die Austernprinzessin
The Oyster Princess

[Comedy/Silent]
監督エルンスト・ルビッチ
脚本エルンスト・ルビッチ / ハンス・クレーリー
撮影テオドール・シュパルクール
美術ローフス・グリーゼ / クルト・リヒター
出演ヴィクトル・ヤンゾン / オッシー・オスヴァルダ / ハリー・リートケ / ユリウス・ファルケンシュタイン / マックス・クロナート / クルト・ボイス
あらすじ米国の牡蠣長者クウェイカー氏(ヴィクトル・ヤンソン)の一人娘オシー(オッシー・オスヴェルダ)は、気に入らぬことがあれば家をも破壊しかねぬ、手の付けられない暴れ者。友人が欧州の貴族と結婚したことを新聞紙面で知った彼女は、我も続けと花婿探しを業者に依頼、早速美男ナッキー(ハリー・リートケ)が候補に選ばれるが、彼の生活は貴族というには余りにも急迫していた。ナッキーは従者ジョセフ( ユリウス・ファルケンシュタイン )に命じて、クェイカー家の内情を探らせるが、ジョセフを王子と勘違いしたオシーは、有無を言わさず電光石火で結婚式を挙げてしまう・・・。クェイカー氏は曰く「どうということは無い。」 エルンスト・ルビッチェの監督第27作。...[more] (町田)[投票]
Comments
全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5人間を止めたがっている者ばかりが登場するこの人間機械論は、映像でもってなされるギャグのひとつの源流という感触がある。現代のユーチューバ―が科白無しのギャグのスケッチを撮ったら、相当数が本作に似てしまうのではないだろうか。 [review] (寒山拾得)[投票]
★5圧巻の空間造型と驚愕の統制力、かててくわえてオッシー・オスヴァルダの破壊力である。天才ルビッチは既に完成している。映画の醍醐味の全てが詰め込められた肉厚の45分。古き良き19世紀文学のウィットを偲ばせるハンス・クレーリーの脚本もまた素晴らしい。 (町田)[投票]
★4オッシー・オスヴァルダの跳ねっ返りぶりとハリー・リートケのいい男ぶり、そしてユリウス・ファルケンシュタインの怪演が揃って、何だ、面白いじゃないか。これこそがルビッチだよ。[アテネ・フランセ文化センター] (Yasu)[投票]
★3失礼ながら“こんなナンセンス喜劇”に注ぎ込まれた人員の多さとセットの豪華さに驚く。オッシー嬢の弾けっぷりも凄いが、金満に麻痺し何もせず寝てばかりいる成金ヴィクトル・ヤンゾンのふんぞり返った「裸の王様」のような威容が醜く滑稽で、不気味でもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点3人***
4点2人**
3点1人*
2点0人
1点0人
6人平均 ★4.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
映画の教科書〜サイレント再考 (くたー)[投票(22)]
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