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リアル・フィクション (2000/韓国)
Shilje SanghwangReal Fiction
[Drama]
製作 | シン・スンス / イ・ジョンス |
監督 | キム・ギドク |
脚本 | キム・ギドク |
撮影 | ファン・チョリョン |
美術 | キム・ギドク |
音楽 | チョン・サンユン |
出演 | チュ・ジンモ / キム・ジナ / イ・ジェラク / ソン・ミンスク / キム・ギヨン / ミョン・スンミ |
あらすじ | 若者(チュ・ジンモ)は街角の画家である。ヤクザにからかわれながら、客に料金を踏み倒されながら今日も似顔絵を描き続ける、黙々と。そんな彼をビデオカメラで写しつづける娘(キム・ジナ)は、似顔絵を描いてもらった礼に若者を劇場に連れてゆく。舞台の上に立つ男は言う、お前はなんて情けない男なんだ、と。お前を踏みつけにし、屈辱を与えた男たちに復讐しろ。さあ、ここに銃がある。これをとって奴らを撃ち殺すんだ。若者はその言葉の嵐の中で、ふつふつと己の獣性が甦るのを感じる。愛した女を奪って捨てた男、軍隊時代に若者を苛めぬいた肉屋、強姦の罪をかぶせ彼を拷問した刑事…。そして若者は銃をとった!キム・ギドク監督第5作。〔84分/カラー/スタンダード〕 (水那岐) | [投票] |
きわめてキム・ギドク作品の中ではストレートな作品である。「啓示」に導かれるように世間から迫害されてきた主人公は凶行を犯し続けるが、それが映画の中の出来事でしかないことをギドクは無慈悲に宣告する。 [review] (水那岐) | [投票(1)] | |
さすがはキム・ギドクという驚きこそあるが、「面白かった」と素直に言えるだけの力がこの作品にあったとは言えない。こういう実験、やってみたかったんだなぁ、という感想の方が強い。 (SUM) | [投票(2)] | |
ギドクの初期作品とは言っても既に「鰐」等の秀作を発表しているわけなので、何だか後戻りしているような気がした。長廻し、即興的なハナシの繋ぎ等見るべきところはあれど、いかにも若い、否青いといってもいいかな、悪く言えば学生の卒業映画風でもある。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
この比較的初期のギドク作品を観て「ギドクは決定的に活劇演出ができない監督なのかもしれない」という私の疑いはますます強められた。 [review] (3819695) | [投票] | |
一旦、「撮る」行為の前で芝居らしきやりとりが繰り広げられてしまい、時間の長短にかかわらずある物語が設定されてしまうと、何を選択し抽出するかという意志なしに、「撮る」とういう行為をただ単に積み重ねても、何も生まれないということがよく分かる実験。 (ぽんしゅう) | [投票] |
Ratings
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計 | 9人 | 平均 | (* = 1)
POV
邦題と全然関係ない韓国映画の原題 (SUM) | [投票(18)] | アジア的遊撃者 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
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