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脅迫 (1966/日)
[Thriller]
監督 | 深作欣二 |
脚本 | 宮川一郎 |
撮影 | 山沢義一 |
美術 | 北川弘 |
音楽 | 冨田勲 |
出演 | 三國連太郎 / 春川ますみ / 保積ペペ / 西村晃 / 室田日出男 / 三津田健 / 中原早苗 / 田中邦衛 / 内田良平 |
あらすじ | 出世のためなら専務にゴマをすり恥知らずなことも平気でする。社内でそんな陰口をたかかれるサラリーマン部長の三沢(三國連太郎)。彼の一家がつつましく暮らす郊外の一軒家に、突然、脱走犯の川西(西村晃)とサブ(室田日出男)が押し入り立てこもる。策略家で冷静な西川は、妻の弘子(春川ますみ)と息子(保積ペペ)を人質に、三沢を意のままに動かして逃走用の資金を作ろうと画策し始めるのだった。短気で粗暴なサブに監視され、恐怖におののく妻と息子は、何も抵抗できない三沢の不甲斐なさに不安を覚えながらも成すすべもなかった。深作欣二のサスペンス。(シネマスコープ/モノクロ/84分) (ぽんしゅう) | [投票] |
葛藤し苦悶する三國連太郎の心理描写が長く、サスペンスとしては少し弛緩するものの、家族を守るために立ち上がるオヤジの姿には哀愁と感動を覚えた。 [review] (AONI) | [投票(2)] | |
西村の不適、三國の狼狽、室田の蒙昧、春川の困惑、保積の抵抗。そんな“顔”が好い。行動を封じられた室内の閉塞と、屋外の半解放状態の戸惑いが生む緊迫感から現金授受の活劇へ突入する語り口も快調。冒頭の披露宴の逸話がもっと主題にからむのかと思ったが。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ワイドで手ブレに露出反転にストップモーションと、深作実録節がなんと郊外の新興住宅を舞台に炸裂するとても魅力的な作品 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
三國の腹に一物ある気な屈託が物語に不要な予断を加味するところに、深作の非道理なマチズモが合体し意味不明の刹那が随所で現出。2人が無自覚で遣りたい放題なのでまともな西村晃が気の毒に見えてくる。そんななか際立つますみの泰然自若。 (けにろん) | [投票] |
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死んだピラニアが残したものは・・・追悼・室田日出男 (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
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