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スプリング・フィーバー (2009/中国)

Chun feng chen zui de ye wan
Spring Fever
春風沈酔の夜

[Drama]
製作ナイ・アン / シルヴァン・ブリュシュテイン
監督ロウ・イエ
脚本メイ・フォン
撮影ツアン・チアン
美術ポン・シャオイン
音楽ペイマン・ヤズダニアン
出演チン・ハオ / チェン・スーチョン / タン・ジュオ / ウー・ウェイ / ジャン・ジャーチー
あらすじ中国の南京。女性教師(ジャン・ジャーチー)は、夫ワン(ウー・ウェイ)の浮気調査を依頼した青年ルオ(チェン・スーチェン)から、浮気相手が旅行会社に務める男性のジャン(チン・ハオ) だと知らされ激高。夫婦関係は破綻する。一方、探偵のルオもまた、縫製工場に務める恋人(タン・ジュオ)がいるにも関わらず同性のジャンに心引かれていくのだった。そしてワンとの別れを余儀なくされ自棄なったジャンと、ついに関係を結んでしまう。『天安門、恋人たち』(06)をカンヌで上映したたため、中国当局から5年間の映画製作禁止処分を受けたロウ・イエ監督が、家庭用VTRカメラでゲリラ的に制作した09年カンヌ映画祭脚本賞作品。(115分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4ずっぷりと映画へ没入する一方で、その「夜」の蠢きは私の脳内サウンドトラックにJAGATARA「都市生活者の夜」を再生させていた。性的嗜好や時代・地域の特殊性を越え、映画は普遍的な都市生活者の心象風景を描き出している。同じように月夜の下で、同じように足をならし……今は午前四時少し前。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4中国映画もこの領域に到達したということですね。(2011/04/26) [review] (chokobo)[投票(1)]
★4描かれる男同士の、そして男女の性行為もどこか即物的で虚しさを漂わせる。肉体以前の心の交わりが欠如しているからだろう。性的マイノリティ、ジャン(チン・ハオ) という“あだ花”に引き寄せられる者たちもまた“あだ花”であるという“寄る辺”なさ。 (ぽんしゅう)[投票]
★4揺れまくり暗すぎ(ゲリラ撮影のため致し方ないとはいえ)な画面に最初不安になるものの、説明せず行動のみを描いていく潔さがあったため、どうかなと注視していると25分辺りから画面の質感が尻上がりに良くなっていく。まるでロッセリーニのように街を彷徨する人間たち。表情に笑みが見られるのはたった2シーンだけだ。ジャンクーワン・ビン作品に通低する現代中国の閉塞が、ここにも見られる。 (赤い戦車)[投票]
★4うーん、ふっ切れたかのような荒々しい映像が冒頭から続く。決して政治的な映画ではないのにこの不敵なまなざしはどうだ、完全に開き直りそして西側の世界にもなかったかのようなぶっ飛んだ映画でもある。 [review] (セント)[投票]
★3中国のゲイの話というだけで何この生々しい感じ。 (モロッコ)[投票(1)]
Ratings
5点2人**
4点6人******
3点3人***
2点0人
1点0人
11人平均 ★3.9(* = 1)

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