★4 | 戯画性を用いて一見原作との直接勝負を避けているように見せかけつつも、ここぞの場面に、負けずとも劣らない「痛い画」が用意されているのが良い。陰影に富んだ原色美や、女優を魅惑的に生かしきる才覚など、張芸謀未だ健在の感が残るのも嬉しい快作。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 砂漠に原色を持ち込み、漫画顔を並べながら自身は取り澄ましているチャン・イーモウの神経はごんぶとである。こんな抽斗を隠し持っていたなんてやはり油断ならぬ演出家だ。役者で云えばスン・ホンレイの一人勝ち。その過剰に洗練された所作が独特の緊張感と滑稽味を映画にもたらして企画の面目を保たす。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | チャン・イーモウも北京五輪の演出でストレスが溜まってたんでしょうかね?こいつぁ相当な珍品ですぜ。なんなんだあの麺作りダンスは。失笑通り越してたまげたよ。映画全体であの部分が一番金かかってるんじゃないか?<追記> [review] (赤い戦車) | [投票] |
★3 | コーエン兄弟をチャン・イーモウがリメイク。映画マニアなら「何だそりゃ!?」と思うだろうが、そうでない人が観ると「何だこりゃ!?」という映画。チャン・イーモウの才覚を再確認できる映画とも言える。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★2 | 人間の矮小さ、滑稽さをシニカルに捉えた”皮肉”スープの旨味は無く、魅力に欠けるキャストが演じる絵面はさながら伸びきった麺の様だ。 [review] (Soul Driver) | [投票] |