★4 | 原恵一の手腕も円熟を見せ、心情描写の冴えはすばらしい。そして怪異を自然なものとして描く力も侮れるものではない。だが、惜しむらくは各エピソードの独立をそのままに描いているため、挿話ごとの乖離が目立ち、観客は一気呵成に観ることなく早くも開演後15分で息をついでしまう。ヒロインの主観描写ですべての物語をしめるわけにはいかなかったか、と無理な注文をつけたくなる、そんな出来を惜しむ俺だ。 (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 闇にのたうつ飛竜の怒涛、もの怪の妖気と哀れ、火事場の熱気と殺気、情交の淫らな色香。目には見えないものを見ようとする絵師父娘の話。つまり、豊かさについての話しだ。そのために、準備された江戸という素材とアニメーションという手法は充分に納得できる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 生と死、異界との境が曖昧で、性や倫理に自由な江戸は魅力的。できればテレビシリーズで毎週観たかったが、さすがに贅沢か。だけど、エレキギターのジャーンって音には最後まで違和感ありました。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★3 | ポストジブリとして期待している細田守と原恵一。今年は両方の新作が楽しめたが、随分方向性と印象が違う。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | 演出は最高。物語は薄味。できれば2、3作のシリーズにしてもらっても良かったな。又こんなのを劇場で観てみたいよ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 杉浦日向子の世界観を見事に描いているが、そもそも杉浦日向子が映画向きじゃない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |