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妻への家路 (2014/中国)
Gui laiComing Home歸来
[Drama]
製作総指揮 | デヴィッド・リンド / パン・リーウェイ / シャン・トンピン / フアン・ズィエン / ギリアン・ジャオ / シャン・バオチュエン / カレン・フー |
製作 | チャン・チャオ |
監督 | チャン・イーモウ |
脚本 | ツォウ・チンジー |
原作 | ゲリン・ヤン |
撮影 | チャオ・シャオティン |
音楽 | チェン・チーガン |
出演 | チェン・ダオミン / コン・リー / チャン・ホエウェン / グォ・タォ / リュウ・ペイチー / ズー・フォン / ヤン・ニー / シン・バイチン / チェン・シャオイー |
あらすじ | 1974年、中国。高校教師のワンイー(コン・リー)は、十数年前に右翼分子の嫌疑をかけられ強制労働所に送られた夫イエンシー(チェン・ダオミン)が逃走したと知らされた。しかし、優等生で党への忠誠心が高い娘のタンタン(チャン・ホエウェン)の密告により、再会寸前のところ目の前で夫は逮捕されてしまう。3年後、文化大革命の終了で夫イエンシーは解放され家に戻るが、なんとワンイーは記憶障害のため夫の顔を忘れてあなたは他人だと言い張る。そして、夫の帰りを信じるワンイーは毎日のように駅に出かけ夫を待ち続けるのだった。そんな妻の愛を頼りにイエンシーは、なくした記憶を呼び戻そうとあらゆる手を試みるのだった。(110分) (ぽんしゅう) | [投票] |
武侠映画を経由した藝謀が到達した序盤の編集ダイナミズム。駅でのクライマックスで一瞬の邂逅が劇的に刻印される。その余熱を引きずりつつ積み重ねる残りの月日が冷めゆく追憶の無為な消費に終わったとしてもいい。永遠の一瞬にこそ意味があるのだから。 (けにろん) | [投票(1)] | |
虚仮の一心を描き続けて四半世紀、チャン・イーモウはついに超然とした世界を物した。見事な老境の作品。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
チャン・イーモウの『かくも長き不在』。『初恋のきた道』のアンサーソングにも思える。ソングじゃねーけどな。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
悲しい話である。むごい話である。文化大革命の10年は人々にとってはむしろ戦争ではなかったのか。歴史が人間に対して与える試練は一人一人の個人生活を牢獄にしてしまうこともある。 [review] (セント) | [投票(2)] | |
忘れてしまいたいことと、忘れられないこと。葛藤の末、妻の時間は止まり、夫はカタチを失くしたのだ。残ったのは純化された愛のようなもの。夫も娘も、妻とともに待ち続ける。三人はいったい何を待っているのだろう。あの橋の向こうから何が来るというのだろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
自意識を失い動物と化したものを虐待するイーモウのフェチが、忠犬ハチ公に近似する形で露見している。政治的正しさからの解放が事を異星人との疎通を試みるような技術論に還元するのだが、この面白さはコン・リーの症状に対する語り手の恣意性と紙一重である。 (disjunctive) | [投票] |
Ratings
3人 | ||
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計 | 14人 | 平均 | (* = 1)
POV
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