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グッバイ、サマー (2015/仏)
Microbe et GasoilMicrobe & Gasoline
製作 | ジョルジュ・ベルマン |
監督 | ミシェル・ゴンドリー |
脚本 | ミシェル・ゴンドリー |
撮影 | ローラン・ブリュネ |
美術 | ステファン・ローザンボーム |
音楽 | ジャン・クロード・ヴァニエ |
衣装 | フロランス・フォンテーヌ |
出演 | アンジュ・ダルジャン / テオフィル・バケ / ディアーヌ・ベニエ / オドレイ・トトゥ / ローラン・ポワトルノー / ヤナ・ビトゥネロヴァ / エレーヌ・アレクサンドリディ / サッシャ・ブルド |
あらすじ | 14歳のダニエル(アンジュ・ダルジャン)は、小柄で女の子のように見えるため、みんなから「ミクロ」と呼ばれるのが気に食わない。思いを寄せるローラ(ディアーヌ・ベニエ)からもまるで相手にされない。母親(オドレイ・トトゥ)は過干渉で、兄のパンク仲間がたむろする家も鬱陶しい。そんなダニエルの前に、改造自転車を乗り回す目立ちたがり屋の転校生テオ(テオフィル・バケ)が現れた。クラスのはみ出し者同士、すぐに意気投合。中古のエンジンを手に入れた二人は、廃品を集めて車づくりに熱中しだす。そして夏休み、完成したポンコツ車で、二人は家族に内緒で旅に出た。ミシェル・ゴンドリーの自伝的ロードムービー。(104分) (ぽんしゅう) | [投票] |
夏休み、旅。少年たちの夢見る事は、今も昔も変わらない。一方、その率直さにおいて、時に真理を突く―「クソみたいな世の中だな」。大人になっても、それは変わらないと思うよ。 (KEI) | [投票] | |
コトコトと公道を走る自動車の覚束なさが危なっかしくも、微笑ましい。まさに窮屈になった小世界から、不安と好奇心に揺れながら、大人の世界へ足を踏み入れる14歳の少年の姿そのもの。立ちはだかる壁も、現実と夢が入り混じったように「淡い」のも青春の証し。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
別名「ミシェル・ゴンドリーの思春期」とでも言うべき清々しい映画です。あのひねくれ者ゴンドリーがよくもこんな素直な映画を作ったもんだと実は超驚きました。やはり人は自分の幼年期を描く時、先人のフェリーニ、トリュフォーと同じく心がピュアになるんだ、、。 (セント) | [投票] | |
幾ら機械オタクとは言えあんなに簡単にあの車は作れんやろと思った瞬間に俺の心は物語から乖離する。『ミライへ逆回転』少年バージョン的ゆるさにおおわれたゴンドリーの極私的ロマンティシズムは内向するばかり。ラストの王道的鮮やかさも手遅れだった。 (けにろん) | [投票(1)] | |
ある種の男性にとっては「どストライク」な、懐かしさをかきたてる映画だと思う。思わず笑ってしまうシーンも少なくないが、それがまたいい。特にラストの終わり方は際だって洒落ているし、憧れそのもの。 (シーチキン) | [投票(1)] | |
自慰に没入していた時代を、ここまでドロドロしない他人事のファンタジーとして描けるゴンドリーは、すでに自分と袂を分かつ異種族である。『チビとガソリン』という作品を『グッバイ、サマー』なんて邦題で飾る日本人と同じ、立派な「精神的に自立した奴(テオ談)」である。嫌悪感は感じずとも自分は彼らに対しアウトサイダーでありたい。 (水那岐) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
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