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幻の女 (1944/米)
Phantom Lady
製作 | ジョーン・ハリソン |
監督 | ロバート・シオドマク |
脚本 | バーナード・C・ショーンフェルド |
原作 | ウィリアム・アイリッシュ |
撮影 | エルウッド・ブレデル |
音楽 | ハンス・J・サルター |
衣装 | ケネス・ホプキンス / ヴェラ・ウェスト |
出演 | エラ・レインズ / フランチョット・トーン / アラン・カーティス / トーマス・ゴメス / フェイ・ヘルム / アウロラ / エライシャ・クックJr. / レジス・トゥーミー |
あらすじ | 舞台は現代アメリカ。妻と口論になり、バーで独り酒を飲んでいた土木技師のスコット(アラン・カーティス)は、そこで知り合った見知らぬ女と名前を言わないという条件で劇場鑑賞を共にする。しかしその後帰宅したスコットを待っていたのは何者かに殺害された妻の死体だった。逮捕されたスコットはアリバイを証明しようとするが、その日会った人々は何故か口を揃えて「そんな女は見なかった」と証言…スコットの有罪が確定してしまう。彼の無罪を信じる秘書のキャロル(エラ・レインズ)は独自に女の行方を捜すが…。『裏窓』、『黒衣の花嫁』の作家コーネル・ウールリッチの同名小説を映画化したサスペンスミステリー。(本篇87分) (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
光と影の刺激的なコントラスト。BGMをほとんど使わないことで演出する強烈なサスペンス。余計な場面の大胆な削除(速記録と傍聴席しか映さない裁判シーンが圧巻)…ロバート・シオドマク監督の手腕が光る傑作。クライマックスはアッと驚く衝撃だ。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] | |
主人公は容疑者・アラン・カーティスかと思わせておいて、プロットを秘書のエラ・レインズに引き継ぐのだが、彼女の探偵物語になってからが断然いい。バーテンダー尾行シーンの濡れた舗道。列車のホームの夜の表現、見事な情感創出だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
原作をだいぶ変えちゃって、倒徐ものにしたね。その分サスペンスにはなったが、原作の心理的、どんでん返しがなくなり平板になっちゃった。迫力、ワクワク、怖さ、スリルがないままエンド。主役の女性が断然きれいなのが救い。 (セント) | [投票] | |
女が男の危難を救うというめったにない進行をとる。しかし、エンディングにはあきれ返るし、タクシー運転手が物語の中で果たした役割の説明がなされないなど、脚本化段階の練り込み不足が歴然としており、どの人物描写もがさつだ。さすが安撮りのユニヴァーサルである。フランチョット・トーンもエライシャ・クックJr.もご苦労様でした。 (ジェリー) | [投票] |
Ratings
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計 | 11人 | 平均 | (* = 1)
POV
ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田) | [投票(5)] | −ビデオ・DVD発売希望のサスペンス・ホラー映画− (kawa) | [投票(4)] |
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