★3 | わが恋の旅路(1961/日) | 有閑マダムの宇佐美夫人・(月丘夢路)と別れ横浜タイムス社の記者として働き始めた石橋潔・(川津祐介)は先輩記者の津田進二・(佐藤慶)に連れられて入ったカフェ(※今のキャバクラ)朱印船で東千江・(岩下志麻)に一目惚れする。急速に接近する二人であったが、千江は金持ちのボンボンである木村泰一・(渡辺文雄)に結婚を迫られており、ギャンブル狂で働かない千江の父親の力衛・(三井弘次)は木村の金を当てにして千江に木村と結婚するように言う。
[松竹/カラー・スコープ/92分]
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★3 | 白い崖(1960/日) | 大橋証券の社長秘書の尾形徹男・(木村功)は社長令嬢の美千代・(佐久間良子)と結婚を約束しているが、社長の大橋治太郎・(進藤英太郎)に反対されるのは目に見えているのでまだ秘密にしていた。
そんな矢先、治太郎が脳溢血で急死してしまうが、野心家の徹男はウソの遺言を重役たちに伝え、美千代と結婚し、まんまと出世する。しかし美千代が父親の妾、青木英子・(藤間紫)と徹男の仲を知ってから事件が起こる。
[東映/モノクロ・スコープ/122分]
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★3 | 君は裸足の神を見たか(1986/日) | 高校生の吉村茂・(石橋保)と鈴木真二・(児玉玄)は幼馴染であり、画家志望の茂は絵の為、真二は家計の為に新聞配達に勤しむ毎日。茂は父の良三・(樋浦勉)と母の妙子・(小熊恭子)に画家の道を反対されて家業の建築業を継ぐように言われ、父親を亡くして母親のハツ子・(矢吹寿子)と二人暮らしの真二の進路は未定である。
そして茂は片想いの菊池春代・(会沢朋子)に絵のモデルをしてもらいたく思うが告白できず、真二は寺島瞳・(洞口依子)に片想いである。ある日、茂は瞳に真二のことを話すと、逆に瞳は茂のことが昔から好きだったと打ち明けられる。[ATG/カラー・ヴィスタ/100分]
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★3 | 暴走特急 シベリアン・エクスプレス(2008/スペイン=独=英=リトアニア) | 鉄道マニアのロイ・(ウディ・ハレルソン)と写真が趣味の妻のジェシー・(エミリー・モーティマー)はモスクワ行きのシベリア特急で旅行中、個室で一緒になったカルロス・(エドゥアルド・ノリエガ)とアビー・(ケイト・マーラ)のカップルと親しくなる。そんな矢先、鉄道見物に夢中のロイはイルクーツク駅で列車に乗り遅れてしまい、3人は次のイランスカヤ駅で翌日まで待つことに。翌朝、ジェシーの部屋をカルロスが訪れジェシーを誘惑するが、ジェシーも万更でもない様子。しかし既に事件に巻き込まれているのを知る由もないジェシーであった。[カラー・ヴィスタ/111分]
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★3 | 北村透谷 わが冬の歌(1977/日) | 日清戦争開戦の前年、明治26年末。北村透谷・(みなみらんぼう)に代わり明治女学校を訪れた妻の美那・(田中真理)は夫の退職を知る。ちょうどその頃、透谷は自殺を試みていたが美那の発見により未遂に終わる。噂を聞きつけた透谷の友人たち(「文学界」同人の島崎藤村・(西塚肇)、戸川秋骨・(大谷朗)、星野天知・(簗正明)、美那の弟でアメリカに発つ予定の石坂公歴・(沖雅也)、透谷を裏切り者と罵る大矢蒼海・(石橋蓮司)、透谷と紙上論争中の山路愛山・(堀内正美)、樋口一葉・(藤真利子)、美那の元許婚者で医師の平野友輔・(河原崎次郎)
)が次々と北村邸を訪問する。[三映社=ATG/カラー・ヴィスタ/103分]
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★3 | 密会(1959/日) | 大学教授の宮原雄一郎・(宮口精二)の妻である紀久子・(桂木洋子)は夫の教え子である川島郁夫・(伊藤孝雄)と自宅裏の雑木林で密会を重ねていたが、ある晩、二人は目の前でタクシー強盗の殺人現場を目撃してしまう。犯人の顔を見た二人は密会が明るみに出てしまうのを恐れ警察に出頭しないことを誓うが、郁夫はテレビで被害者のインタビューを見て以来、夜も眠れなくなる。[日活/モノクロ・スコープ/72分]
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★3 | スカイ・オブ・ラブ(2003/香港) | 1981年上海の大学に通うシャオジア・(ジジ・リョン)は、ひょんなことから手に入れた無線機から2002年の同じ大学に通うジアフイ・(ケン・チュウ)の声を聞く。二人はお互いの気になる異性の話(シャオジアは大学の先輩ウェン(トン・ダーウェイ)のことを、ジアフイはシュアンシュアン・(リュウ・ツー)のことを)をして親交を深めていく。韓国映画『リメンバー・ミー』の香港リメイク[カラー・ヴィスタ/91分]
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★3 | 噂の娘(1935/日) | 妻と死別した入婿の健吉・(御橋公)は長女の邦江・(千葉早智子)と灘屋酒店という酒屋を営んでいるが、
義父(邦江の祖父)の啓作・(汐見洋)は店の経済事情も省みず毎晩飲み歩き、
次女の紀美子・(梅園龍子)は男友達と夜な夜な遊び歩く。
邦江は叔父・(藤原釜足)の仲介で新太郎・(大川平八郎)とお見合いをするが、
新太郎は邦江に付いてきた紀美子の方を気に入る一方で、邦江は健吉の妾であるお葉・(伊藤智子)の身を案じて同居を提案する。その頃、健吉は経営が傾いた店を立て直そうとある事を画策する。
チェーホフの『桜の園』が下敷きらしい。
[P.C.L./モノクロ・スタンダード/57分]
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★3 | 戦場からの脱出(2006/米) | 1965年当時のベトナムでの戦闘はまだ小規模であり、全面戦争の前触れとなったのはラオス国内への空爆だった。アメリカ海軍航空兵のディーター・デングラー・(クリスチャン・ベール)は初任務の飛行でラオスの村に墜落し捕虜となる。
収容所で一緒になったドウェイン・(スティーヴ・ザーン)やジーン・(ジェレミー・デイヴィス)は既に何年も閉じ込められており、最初は脱獄には否定的であったが、デングラーによる綿密な脱獄計画に次第に乗るようになる。実話。[カラー・ヴィスタ/125分]
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★3 | ビルと動物園(2007/日) | 30代を目前に控えた原田香子・(坂井真紀)は上司の杉浦・(勝村政信) と不倫中。一方、ヴァイオリン科の音大生の大村慎・(小林且弥)は卒業を目前に控えて進路がまだ決まっていない。ある日、ビルの窓拭きバイトをしていた慎は窓の向こうのオフィスで働く香子と目が合い一目惚れをする。バイトの先輩、一太・(山口祥行)が強引に電話番号を聞き出してくれて二人はデートすることになり、将来の見えなかった二人に転機が訪れる。[カラー・ヴィスタ/100分]
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★3 | セカンド・ラブ(1983/日) | グリーンコーディネーター(園芸装飾家)をしている日向一実・(大原麗子)は
再婚して2年目の年上女房だが、建築家である夫の秀夫・(小林薫)に妊娠の兆候を報告しない。
夫には最近、フリーライターの展子・(中村れい子)という
女ができたようであり、妻には目下、喫茶店マスターの友晴・(アイ・ジョージ)
が言い寄っている。自宅に掛かってくる無言電話や帰宅すると死んでいた見知らぬ男。奇妙な出来事が必要以上にお互いを束縛しない夫婦関係に影を落とす。[東映/カラー・ヴィスタ/103分]
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★3 | 天国はまだ遠く(2008/日) | 仕事や人間関係に疲れ果てた山田千鶴・(加藤ローサ)はある田舎町に辿り着く。風変わりな青年、田村遥・(徳井義実)が営む民宿たむらに泊まった千鶴は睡眠薬を大量に飲むが、32時間寝ただけで目覚める。田村や村人と触れ合ううちに千鶴の心は次第に癒されてゆくが・・・。[カラー・ヴィスタ/118分]
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★3 | 東京のえくぼ(1952/日) | ある日、河上伸子・(丹阿弥谷津子)は紀の國屋物産の就職試験に行く途中、バスの中でスリに財布をすられたのでバスの運転手に乗客の持ち物検査をしてもらう。スリは前に突っ立っていた男・(上原謙)のポケットの中に入れてまんまと逃げおおせ、その男が代わりに巡査・(小林桂樹)に捕まり留置場に入れられる。派出所には伸子の親友、京子・(高峰秀子)がいた。伸子は無事に入社試験にパスしたが社長の紀の國屋文太郎が行方不明だという。[新東宝/モノクロ・スタンダード/89分]
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★3 | 心の日月(1954/日) | 氏家良吉・(高松英郎)との封建的な結婚を嫌って岡山から逃げてきた皆川麗子・(若尾文子)は恋人の磯村晃・(菅原謙二)と国電・飯田橋駅で待ち合わせることにしたが、待てど暮らせど磯村はやってこない。磯村は神楽坂側、麗子は飯田橋側の出口で待っていたのだ。諦めた麗子は汽車の中で知り合ったバーのマダム、洋子・(水戸光子)のツテで中田商事社長の中田慎一・(船越英二)の秘書として働き始め、慎一に好意を持たれる。一方、寮を追い出された磯村は偶然(笑)中田家の書生として住み込み、慎一の妹の明美・(立山美雪)から恋い慕われる。菊池寛原作で、田坂具隆による31年作の再映画化[大映/モノクロ・スタンダード/93分]
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★3 | かげろう絵図(1959/日) | 徳川家慶・(伊沢一郎)治世下の天保年間、実質的な実権は大御所(家慶の父親)家斉・(柳永二郎)にあり、家斉の妾、お美代の方・(木暮実千代)の養父、中野石翁・(滝沢修)は将軍家のお世継ぎはお美代の方の子にとのお墨付きを家斉から貰おうと画策していた。かつて石翁はお美代の方のライバルで懐妊中のお多喜の方・(矢島ひろ子)を流産させたことがあったが、協力者のお末女中、登美・(山本富士子)は旗本・島田又左衛門・(黒川弥太郎)に幼い頃に引き取られ、幕政改革の為に大奥に潜入させられていた経緯があり、登美と瓜二つの姉、豊春・(山本富士子/二役)は又左衛門の甥である島田新之助・(市川雷蔵)と暮らしていた。
[大映/カラー・スコープ/119分]
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★3 | サバイバル・アイランド(2005/米=英=ルクセンブルク) | ジェニファー・(ケリー・ブルック)は夫のジャック・(ビリー・ゼーン)、友人夫妻とクルーザーをチャーターしてヴァカンスに繰り出すが、雇った給仕のマヌエル・(ファン・パブロ・ディ・パセ)が火事を引き起こしたので海に飛び込む。無人島にたどり着いた3人の(エロチック)サバイバルが始まる。[カラー・ヴィスタ/96分] | [投票] |
★3 | ハピネス(2007/韓国) | 青年実業家のヨンス・(ファン・ジョンミン)は経営するクラブをたたみ、恋人のスヨン・(コン・ヒョジン)とも別れ、肝硬変の療養の為にソウルから遠く離れた田舎の療養所"希望の家"に入所する。そこで肺の疾患を抱えるウニ・(イム・スジョン)と出会い、一緒に治療を続けているうちにお互いに惹かれあい、やがて療養所を出て同棲する。薬草を摘んだり農業をしたりと、質素な生活に今まで味わったことのない"幸福"を見出したヨンスだったが、ある日、会いに来たスヨンと友人のドンジュン・(リュ・スンス)に「ソウルに戻って来ないか」と誘われ心乱れる。
[カラー・ヴィスタ/124分]
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★3 | イキガミ(2008/日) | "生命の価値"を国民に再認識させる目的で制定された"国家繁栄維持法"に基づいて配られる"逝紙(イキガミ)"と呼ばれる死亡予告書を受け取った者は、24時間後に死亡してしまうが、死亡予定者には交通、宿泊、飲食費の無料化など、さまざまな特権が認められ、遺族には遺族年金が支払われる。
そんな国繁法に疑問を抱く厚生保健省の藤本賢吾・(松田翔太)はデビュー間近の歌手、田辺翼・(金井勇太)、盲目の妹・(成海璃子)のために闇金融で働く飯塚さとし・(山田孝之)、引きこもりの滝沢直樹・(佐野和真)の元へ逝紙を配達する。
[東宝/カラー・ヴィスタ/133分]
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★3 | ロードキラー マッドチェイス(2008/米=カナダ) | 姉のメリッサ・(ニッキー・エイコックス)は婚約者のボビー・(ニック・ザーノ)、妹のケイラ・(ローラ・ジョーダン)はネットで知り合ったニック・(カイル・シュミット)をパートナーとして4人でラスベガスへ向けてドライブしていたが、途中でエンストする。仕方なく近所の空き家のガレージに停まっていたシェルビーを後で返すつもりで失敬したが、持ち主のトラック野郎から執拗に付け狙われることに・・・。『ロードキラー (2001/米)』の続編[カラー・ヴィスタ/92分]
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★3 | 初めての旅(1971/日) | ある日、尾根勝・(高橋長英)が神宮外苑の並木路をブラブラしていると一台のイギリス車に目が釘付けになる。車に見入っていると通りの向こうから西村純一・(岡田裕介)がやってくる。目が合った瞬間、それは始まった。純一がドアを開ける。勝が回線をいじってエンジンをかける。純一がハンドルを握る。二人は家族のこと、恋人のことなどお互いの身の上話をしながら純一の伯父・(二谷英明)のいる牧場を目指す旅に出る。[東宝/カラー・スコープ/89分]
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