★2 | 影の軍団 服部半蔵(1980/日) | 伊賀忍者・服部には<上>と<下>のニ家が存在していた。三代将軍・家光の死後、幕政の実権を握ろうとする老中筆頭・松平伊豆守(成田三樹夫)は、野望実現の為に政敵・保科正之(山村聰)の命を狙っていた。一方、服部<上>半蔵(西郷輝彦)は、政権転覆が目的で保科正之に近づき、今では盗賊家業に精を出す服部<下>半蔵(渡瀬恒彦)に協力を請う。そんな二人の前に、伊豆守の配下である甲賀忍者の頭領・甲賀四郎兵衛(緒形拳)が立ちはだかる・・・。工藤栄一監督の第35作。(東映/133分) | [投票] |
★5 | 大殺陣(1964/日) | 幕府の大老・酒井(大友柳太朗)と部下の大目付・北条(大木実)は、堀田備中守を中心とした不満分子が謀反を計画しているとして一斉検挙を行った。なんの関係もない若侍の神保(里見浩太朗)も巻き込まれ、妻を殺される。世捨て人風の侍・浅利(平幹二郎)の家に身を隠していたところ、検挙から逃れた残党の一員・みや(宗方奈美)から酒井の陰謀と妻の死を聞かされる。復讐に燃える神保は、兵法者・山鹿素行(安部徹)率いる謀反集団(大坂志郎、山本麟一、河原崎長一郎、稲葉義男・他)に加わるのだった・・・。『十三人の刺客』に続く、工藤栄一監督の集団時代劇三部作、第二弾。(東映/118分) | [投票] |
★3 | 昭和残侠伝 唐獅子仁義(1969/日) | 花田秀次郎(高倉健)は以前に果し合いで風間重吉(池部良)の片腕を奪った。刑期を終えた花田は信州に構える林田組の親分(志村喬)の世話になるが、そこで偶然にも風間と再会。風間は妻おるい(藤純子)に芸者仕事をさせながら悪名高い樺島組(河津清三郎)の客人になっていた・・・。人気シリーズ第五作目。(東映/89分) | [投票] |
★2 | 昭和残侠伝 一匹狼(1966/日) | 桂木竜三(池部良)によって組長の命を奪われたお礼に、相手の組長の命を奪った武井繁次郎(高倉健)。刑期を終えて戻ってきた武井は、亡き弟分が残した重病の妻(扇千景)を親である潮政一家の貸元・秋津政太郎(島田正吾)の元に送り届けようとするが、その地で仇相手である桂木と再会する・・・。人気シリーズ第3作目。(東映/90分) | [投票] |
★3 | ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌(1986/日) | 今日子(中山美穂)が愛徳高校に復学してきてヒロシ(清水宏次朗)とトオル(仲村トオル)は大喜び。ひょんなことから女子中学生の“五中の鬼姫”こと如月翔子(中野みゆき)に惚れられ求愛されるトオル。不良仲間である順子(宮崎ますみ)に惚れた立花商業の番長・菊永をからかったりと相変わらずバカな毎日を送る二人だったが、城東工業との抗争が激化。城東NO.2である藤本テルは、NO.1の山田敏光のやり方に不満を感じ、大規模な愛徳高校生ボンタン狩りを決行する・・・。(東映/95分) | [投票] |
★3 | あしたのジョー2(1981/日) | ライバル力石が対戦後死亡してしまい、ショックからボクシングが出来なくなった矢吹丈(声=あおい輝彦)が新たな好敵手カーロス・リベラ(声=ジョー山中)を得て復活し、世界チャンピオンのホセ・メンドーサ(声=岡田真澄)と対決するまでを描く。(製作=三協映画、ヘラルドエンタープライズ、富士映画、ちば企画/配給=ヘラルドエンタープライズ=富士映画/110分) [more] | [投票] |
★3 | 鬼の棲む館(1969/日) | 南北朝時代。魔性の女・愛染(新珠三千代)と彼女の虜となり盗賊に身落ちした無明の太郎(勝新太郎)、彼の目が覚めるのを信じて耐え忍ぶ妻の楓(高峰秀子)の3人は、山寺で奇妙な共同生活を送っていた。そこに訪れた高野山の僧侶(佐藤慶)は、無明に煩悩地獄からの脱却を説くが・・・。谷崎潤一郎の小説「無明と愛染」を映画化。(大映/76分) | [投票] |
★2 | やくざ絶唱(1970/日) | 女子高生の妹あかね(大谷直子)に対し近親愛的な異常な愛情を注ぐヤクザの立松実(勝新太郎)。そんな彼から逃れようとする妹は、兄に対し決別宣言する。そして教師の貝塚(川津祐介)を誘惑するわ義理の兄・犬丸(田村正和)と付き合いだすわ・・・。ヤクザ映画の体裁を装って、実のことろ増村保造テイストが全開の愛憎劇。(大映/92分) | [投票] |
★4 | 無宿(1974/日) | 昭和初期。一緒に刑務所から出所した二人の男。駒玄(勝新太郎)は日本海に沈没したバルチック艦隊の宝探しを夢想し、錠吉(高倉健)は兄貴分を殺した仇相手を捜しまわっていた。シャバで再会した二人は、遊女サチエ(梶芽衣子)の足抜けを助けてやることに。そのサチエから錠吉が元・潜水夫だと知った駒玄は、宝捜しの夢実現の為に彼の復讐を止めさし仲間に引き込もうとつきまとう。そんな彼らと行動を共にするサチエを合わせた男二人女一人の奇妙な友情物語。(製作=勝プロ/配給=東宝/97分) [more] | [投票] |
★3 | 任侠木曽鴉(1965/日) | 身に覚えのない罪で投獄されていたやくざな一匹狼・松戸の新太(大川橋蔵)は、お上に自分を告発した親分を捜しに木曾までやって来た。お上に追われている国定忠治を追ってきたという目明しの伊三郎親分(大友柳太朗)とその子分・宗助(内田良平)に助けられながらも、仇敵と彼らの陰謀を突き止めていく・・・。工藤栄一監督の第24作である股旅時代劇。(東映/89分) | [投票] |
★2 | 継承盃(1992/日) | 関東の某ヤクザ一家において、初代(芦田伸介)から二代目(梅宮辰夫)への継承式が行われる運びとなった。式の司会役である大事な媒酌人(内田朝雄)が高齢で体調不良のため、密かに「控え媒酌人」として田舎のヤクザ親分(緒形拳)が用意されることに。その緒形&古手川祐子夫妻の世話を命じられた新入りヤクザ真田広之の目を通して描く、ヤクザ社会内幕コメディ。(119分) | [投票] |
★5 | 一心太助 男の中の男一匹(1959/日) | 一心太助(中村錦之助)はようやく恋人お仲(中原ひとみ)を妻に迎えることに。仲人は勿論、大久保彦左衛門(月形龍之介)。甘い新婚生活に浸る暇もなく、長屋のゴロツキ弦太(花房錦一)を預かる太助とお仲。そのうえ、大久保家の側用人・笹尾喜内(堺駿二)の隠し子である糸吉(夢路いとし)と鯉平(喜味こいし)、お仲の友人お恵(丘さとみ)達も相次いで二人の家に転がり込む始末。彦左が重い病に倒れる中、神尾主膳(進藤英太郎)は兄弟である南町奉行(阿部九州男)や丹波屋(原健策)と結託し、松前屋五郎兵衛(大河内伝次郎)が取締役を務める魚河岸を狙っていた・・・。(東映/94分) [more] | [投票] |
★3 | 地球最後の男 オメガマン(1971/米) | 中ソ紛争から世界中に飛び火した細菌戦争。ほとんどの人類が死に果てるか、皮膚の色を失い太陽の光の下では生きていけないミュータントと化した。元・軍医のネビル(チャールトン・ヘストン)は、たまたま試作用のワクチンを注射していたので無事に生存することができた。ミュータントの指導者マサイアス(アンソニー・ザーブ)は、人類の作り出した文明社会を憎み、生き残りであるネビルを悪魔の手先として処刑しようとしていた。彼らを軽蔑するネビルも孤独に彼らと殺し合いを続けていたが、街で自分以外の人類を発見する・・・。SF小説家&脚本家であるリチャード・マシスン原作の2度目の映画化。(99分) | [投票] |
★2 | 五人の賞金稼ぎ(1969/日) | 裏家業では賞金稼ぎをしている医師・錣市兵衛(若山富三郎)のもとに、野洲榎村の名主・榎太左衛門(嵐寛寿郎)から使いが来た。経験豊富な彼の腕を借りて、悪政を続ける領主・大関佐渡守(小池朝雄)相手に一揆を起こしたいという頼みだった。市兵衛は早速、陽炎(真山知子)、鬼塚隼人(北村英三)、望月弥太郎(大木実)ら賞金稼ぎ仲間と、彼の患者である青砥九内(潮健児)を加えた4人を引き連れて野洲の榎村へと駆けつけた。一方、佐渡守の家臣・芝池主水(中谷一郎)は、那須音平(伊吹吾郎)ら忍び衆も利用して一揆軍の鎮圧を目論むのであった・・・。(97分/東映) [more] | [投票] |
★4 | 十一人の侍(1967/日) | 天保十年、館林藩の当主・松平齊厚(菅貫太郎)が、鹿狩りの途中に隣藩である忍藩安部家の当主を殺める事件を起こす。しかし幕府の老中・水野忠邦(佐藤慶)は、将軍の弟君である斉厚の処分に及び腰で、忍藩のみを取り潰して方手落ちに済まそうと謀る。納得できない忍藩家老の榊原(南原宏治)は、旧友の家臣・仙石隼人(夏八木勲)に齊厚暗殺を依頼。千石は同朋の三田村(里見浩太郎)や腕利きの浪人・井戸(西村晃)など十人の同志を集めて暗殺計画を練るが、敵方の城代家老・秋吉刑部(大友柳太朗)も黙ってはいない・・・。(東映/100分) [more] | [投票] |
★2 | 新・忍びの者(1963/日) | 亡き妻子の復讐の為に豊臣秀吉(東野英治郎)暗殺を狙っていた大盗賊・石川五右衛門(市川雷蔵)は、とうとう捕まり釜茹での刑に処される。しかし、執行寸前になって徳川家康(三島雅夫)の忍び・服部半蔵(伊達三郎)の手により救出されていた。天下を握った豊臣家だったが、今頃になって側室・淀(若尾文子)との間に初の実子・秀頼が誕生したことにより、それまで後継者と思われていた養子・秀次(成田純一郎)や正室・北政所(細川ちか子)に動揺が起こっていた・・・。(大映/86分) [more] | [投票] |
★4 | 続・忍びの者(1963/日) | 伊賀の里を滅ぼした織田信長(城健三朗)は、なおも徹底的に忍者狩りを行っていた。妻のマキ(藤村志保)と慎ましい暮らしを送っていた抜け忍・石川五右衛門(市川雷蔵)も、追っ手に命を狙われて幼い一人息子を失う。怒り狂った五右衛門は、一向宗に協力して信長と敵対する鈴木孫市率いる雑賀党に入り、復讐の機を伺う。そこへ徳川方の忍び・服部半蔵(伊達三郎)が現れた。彼は五右衛門に、羽柴秀吉(東野英治郎)に比べて信長からあまりにも無下に扱われている家臣・明智光秀(山村聡)に取り入ることを助言する・・・。(大映/93分) | [投票] |
★4 | 子連れ狼 三途の川の乳母車(1972/日) | 柳生一族に狙われながら、息子・大五郎(富川晶宏)を乳母車に乗せて旅を続ける元・公儀介錯人の拝一刀(若山富三郎)。彼は凄腕の刺客「子連れ狼」として暮らしていた。今回の殺しの依頼は、他藩に特産物の秘伝を流そうとする男の始末。他藩からは凄腕の用心棒“弁天来”こと左三兄弟(大木実、新田昌玄、岸田森)が迎えに来るらしい。そんな一刀の前に、柳生一族の新たな刺客として加賀柳生の女将・柳生鞘香(松尾嘉代)が現れる・・・。(製作=勝プロ/配給=東宝/85分) [more] | [投票] |
★3 | 筋金を入れろ(1955/仏) | 大ボスの信頼を得ているアンリ(ジャン・ギャバン)は、米国からパリに戻ると、麻薬密売組織の元締めに任命された。表向きはレストランのオーナーとして働きながらも、陰では組織のテコ入れを行う。アンリは仲間のロジェ(リノ・バンチュラ)やエイメと共に、次々と運び屋や仲介人にヤキを入れ直していくが・・・。(105分) | [投票] |
★4 | 日本人の勲章(1955/米) | さびれた田舎町ブラックロック。いつもは止まらないこの町に列車が停車し、片腕の男マクリーディ(スペンサー・トレイシー)が降り立った。彼は日系人が住むアドビ・フラットに行くという。町の有力者スミス(ロバート・ライアン)は何らかの理由で彼をそこに行かせたがらない。手下たち(リー・マービン、アーネスト・ボーグナイン・他)を使ってマクリーディに脅しをかける・・・。戦時中の日系人差別問題をいち早く取り上げた現代西部劇。(81分) | [投票] |