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続・忍びの者 (1963/)

[Action/Thriller]
製作永田雅一
監督山本薩夫
脚本高岩肇
原作村山知義
撮影武田千吉郎
美術内藤昭
音楽渡辺宙明
出演市川雷蔵 / 藤村志保 / 城健三朗 / 山村聰 / 坪内ミキ子 / 永井智雄 / 石黒達也 / 須賀不二男 / 山本圭 / 伊達三郎 / 東野英治郎
あらすじ伊賀の里を滅ぼした織田信長(城健三朗)は、なおも徹底的に忍者狩りを行っていた。妻のマキ(藤村志保)と慎ましい暮らしを送っていた抜け忍・石川五右衛門(市川雷蔵)も、追っ手に命を狙われて幼い一人息子を失う。怒り狂った五右衛門は、一向宗に協力して信長と敵対する鈴木孫市率いる雑賀党に入り、復讐の機を伺う。そこへ徳川方の忍び・服部半蔵(伊達三郎)が現れた。彼は五右衛門に、羽柴秀吉(東野英治郎)に比べて信長からあまりにも無下に扱われている家臣・明智光秀(山村聡)に取り入ることを助言する・・・。(大映/93分) (AONI)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4戦国史マニアにはたまらない展開。映画史上稀に見る野獣信長=若山富三郎に虐げられるインテリ光秀=山村聡とキャスティングが絶妙。キリスト映画を彷彿とさせるラストは名場面。 (AONI)[投票(2)]
★4謀略とはなにか。忍びの技の本質を鋭くつきながらも、それが時代の動きの中の徒花であることをも、冷徹に見つめる。市川雷蔵の五右衛門は、前作よりも自然な感じで、やや類型的だが、その徒花を演じ切った迫力があった。 (シーチキン)[投票(2)]
★4戦国三大武将に対する冷ややかな視線(所詮みんな権力亡者よ、という感じ?)がマルクス主義者、山本監督らしさか。赤ちゃん叩きつけるは、手足はもげるは、結構残酷。 (ジョー・チップ)[投票(2)]
★4戦国史の有名な逸話をなぞっていく大河風には「歴史ファン」としては満足する。ただし「映画ファン」としてはこれで満足出来たのだろうか。今回もまた主役は添え物であった。天下人三者のキャスティングで全てが読めてしまうのも単純といえば単純過ぎる。 (sawa:38)[投票(1)]
★4東野英二郎の秀吉役がむっちゃはまってました。それにしても何と虚しい終わり方か… [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4爆発や家屋倒壊がふんだんに盛り込まれた力作。今、ここまで時代劇でやれるでしょうか。日陰の美学を市川雷蔵 があますところなく表現。 [review] (ジェリー)[投票(1)]
★4実録忍者映画であるが、信長・光秀・秀吉・家康のやりとりがメインで、服部半蔵や五右衛門はあくまで隙間産業という趣きである。でも雷蔵は伊藤雄之助に押されまくりの前作よりは魅力的だった。 (ハム)[投票]
★4正編以上に見応えがある。それは矢張り多くは城健三郎の恐るべき暴力性に拠っているのだが、山本薩夫も登場人物を巧みにさばいている。伊達三郎が大役・服部半蔵を演じていてこれが案外渋く決まっていたり、雑賀の孫一役の石黒達也が相変わらず見事な存在感であったりと脇役の魅力もいっぱいだ。ラストの突き放しもたまらない。 (ゑぎ)[投票]
★4信長、光秀、秀吉、家康。おまけに雑賀党とくれば戦国娯楽話の60点はすでにクリアー。そこに雷蔵五右衛門と服部半蔵まで加わって白戸三平的残忍シーンに左翼風味をほどよくふりかけた山本薩夫の手堅い演出とくれば4点を付けざるを得ない。 (ぽんしゅう)[投票]
★3全体の空気感がいいんだよな。鬼気迫る表情とか。爆薬もかなり力はいってるぞ。前作と違って忍びのスタイルよりも群像の描写に焦点当ててるのも興味深い。 (氷野晴郎)[投票]
★3世にある通史を連綿と羅列してゆくのみの左派的五右衛門伝後編。ここでの五右衛門は非力に破滅へと心ならずも沈み込んでゆく、凡ならざるも主役たり得ぬ石礫の一個。カタルシスは皆無であり、武将たちの解釈は明智を立て、織田・豊臣・徳川を貶めるいかにも山本薩夫らしきもの。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点2人**
4点14人**************
3点7人*******
2点1人*
1点0人
24人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
壮烈!ハードアクション時代劇 (パピヨン)[投票(4)]大映のシリーズ ()[投票(3)]
忍でござる (chilidog)[投票]
Links
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