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[あらすじ] シービスケット(2003/米)

1930年代、深刻な不況にあえいでいた頃のアメリカ。少年・レッド(トビー・マグワイア)は破産した家族と離れ離れになり、ボクサーを経て競馬の騎手になった。自動車ディーラーで財を成したチャールズ・ハワード(ジェフ・ブリッジズ)は、息子を亡くして失意の底にあった。かつて名調教師として鳴らしたトム(クリス・クーパー)は、今や変人扱いされていた。ふとした縁で出会った彼ら3人は、気性が荒く扱いにくいといわれて見放されていた、ある小柄な競争馬に自分たちの運命を託す。そしてこの馬“シービスケット”は、やがて不況下のアメリカの人々に勇気を与える存在となる…。[142分/カラー/シネマスコープ]
Yasu

大恐慌時代のアメリカで活躍した実在の競走馬・シービスケット、そしてシービスケットに関わった男たちの姿を綴ったノンフィクションの映画化。

ケンタッキーダービーなどで活躍した元騎手、ゲイリー・スティーブンスが特別出演したり、また実際の競走馬が40頭以上も登場して華を添えている。なお、シービスケット役には10頭の馬が当てられ、交代で撮影に臨んだそうである。

ちなみに、「シービスケット(seabiscuit)」とは、元々は船員が航海中の食料として用意した固焼きパンのことで、スープなどに浸してふやかさないと食べられないほど固かったことから「歯が立たない」「手がつけられない」ものの代名詞となっている。

(評価:★4)

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