[POV: a Point of View]
演出手法格付け―盲目の描き方
登場人物が盲目であることを、観客に理解させる演出、また別の登場人物に理解させる演出。「私は目が見えないの」といわせれば目的は達せられるが、そんなシーンがまかり通る作品はワースト。どう工夫して演出するかが監督の力量の見せどころ。
過去のベストはヒッチコックの『逃走迷路』。天才監督のアイデアを再現すると・・・⇒作品コメントへ続く
A:演技で知らせ心をも付加する(松) B:シーンで知らせる(竹) C:セリフ(ナレーション)で知らせる(梅)
A | 逃走迷路(1942/米) | ⇒POVからの続き [review] | 投票(1) | |
A | 街の灯(1931/米) | 手、手、この手・・・ | 投票(1) | |
B | ナイト・オン・ザ・プラネット(1991/米) | 今この瞬間にも、この惑星で幾千ものささやかな物語が生まれては消えていく。タクシー上で交差するそれぞれの人生の哀感をさりげないストーリーテリングで透かし出す味わい深い短編を束ねた、人類への慈悲に満ちたジャムシュ独特の映像万葉集。 | 投票(5) | |
B | ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク) | 私の独自調査によると、この映画が日本人に流させた涙の総量は250バーレル。シネマ雑食派の私も4CCほど貢献してます。ベジタリアンなあなたたちの反吐の総量もかなりの量らしいが、こっちは集計する気になれませんでした。 | 投票(6) | |
B | ブルース・ブラザース(1980/米) | ⇒POVからの続き [review] | 投票 | |
B | ミラクル・ぺティント(1998/スペイン) | 巧みな構成とあざといデザインは秀逸だが、役者陣の味わいが弱い。次回作に期待!日本にくるかなぁ…。 | 投票 | |
C | 狼 男たちの挽歌・最終章(1989/香港) | ウーに映画文法関係なし。不用意な静止画?―許す。鳩?―許す。むやみに多いスロウモーション?―許す。計算外の火薬量?―許す。銃口と違う角度の被弾?―許す。仁義を欠く振る舞い?―――許さん!!!激烈を極めるアクションと千日手の如き2、3、4すくみシーンが走馬灯のように駆け抜ける、シリーズ無関係の完全最終章。 | 投票(7) |
このPOVを気に入った人達 (1 人) | niboto |