sawa:38さんのコメント: 更新順
テキサス・チェーンソー(2003/米) | オリジナルはただの低予算B級映画のはずだった。だが我々レアなファンがそれを「カルトの金字塔」ともてはやし、この30年もの間に映画界の都市伝説にまで昇華させてしまったのだ。 [review] | [投票] | |
七人の弔(2004/日) | 鑑賞前から「予感」はしていた、だがここまで感性豊かで完成度が高い作品だとは思っていなかった。どんな状況でもユーモアを忘れずに映画は「娯楽」だと主張する作風は軍団長譲りなのだろうか? [review] | [投票(4)] | |
青い車(2004/日) | 「新感覚風」の衣をまとった「普通過ぎる程ありきたり」な作品。抽象的にごまかしたような感覚で突っ走ればまだ良かったものの、中途半端なストーリー性を持たせたが故、私は物語にオチを求めてしまう。 [review] | [投票(2)] | |
大病人(1993/日) | 劇中劇の冗長さに伊丹監督に起こった異変を感じ、死後世界のCG映像に伊丹監督の限界を感じ取った。軽快なストーリーテラーの筈だったのに・・・加えて得意の小ネタも一切ないなんて。いったい彼に何があったのか・・? | [投票(1)] | |
オーシャンズ12(2004/米=豪) | そりゃ作り手側は充分知っている事実なんだろうけど、3年ぶりに鑑賞する観客にとっては数多い映画の中の一本に過ぎない。凄い勢いでストーリーを走らされてもついていけず・・・続編という驕り、ここに極まる。 | [投票] | |
隣人13号(2004/日) | 異論・反論噴出するのだろうが、このクソ映画に俺は爽快感を堪能した。歪んでいる自分は自らが良く知っている。俺も変だが、この社会もまた歪んでいる。 [review] | [投票(1)] | |
レイクサイドマーダーケース(2004/日) | 「青山真治」って日本映画界の新ブランドなんだと思って緊張してたら、あっ何だ普通の監督さんじゃないですか。いやぁ、ほっと安心しました。難解な作品は歳喰ってからいくらでも作れるから・・・それにしても・・「普通」・・・ | [投票(2)] | |
カナリア(2004/日) | カメラアングル・色彩、そしてカットの繋ぎ。特に手足のアップショットに代表されるこの監督の絵面は完成度を増している。惜しむらくは、エンディングに洪水のように垂れ流されるラップらしき騒音。ここでコレを使用する意図が全く持って理解出来なかった。 [review] | [投票(2)] | |
親切なクムジャさん(2005/韓国) | コメディなんだかスリラーなんだか、混沌とした作風に戸惑う。テーマが重厚で真摯なものだけに勿体無い気がする。この作品に実験的なおふざけ演出は一切不要であろう。 | [投票] | |
スパイダーマン2(2004/米) | たかが「漫画」の破天荒さに眠気を覚え始める頃にあのエレベーターシーンがやってくる。リアル過ぎるヒーローの独白に身を乗り出すも、ネタを使い果たした後半はヒロインのブサイクさばかりが気になってしまう。 | [投票] | |
伊豆の踊子(1963/日) | 超える事の出来ない「格差社会の壁」と交差すべきでない「希望の未来」。結末が明らかな下田港という旅の終着点へむけてのデリケートな人間描写。原作に付加された酌婦たちのエピソードがテーマを明確にかつ骨太に主張している。 | [投票(1)] | |
ディープ・ブルー(2003/英=独) | 私の既成概念を粉砕する映像群。にも関わらず「映画」という概念に振り回され破綻していく制作姿勢に無念さが滲む・・・ [review] | [投票(2)] | |
真夜中の弥次さん喜多さん(2005/日) | 殺し殺され、狂ったマッシュルームジャングルへ。マタンゴの怒りや悲しみ、ドラッグ依存なんていうものは全てドタバタの中で消えていく。ヤリ過ぎノリ過ぎは構わないが、「映画的決着」ぐらいは決めるべきではないか? | [投票(3)] | |
スナイパー 連続狙撃犯(2003/米) | 実話を基にした作品だけに、スリルも感動もさらに言えばオチも無い。だから娯楽作品としては失格です。しかし、ありがちな「感動エピソード」をあえて排除した姿勢は評価したい。事件の実話モノとしての作風はこうあるべきではないか? | [投票] | |
蝉しぐれ(2005/日) | ラストの木村佳乃の素晴らしい演技を演出したのもコノ監督ならば、芸人風情と評されるふかわりょうからアノ演技を引き出したのもコノ監督。原作の完成度に負うところが大きいが、コノ監督、なかなかのもんだと注目していきます。 | [投票] | |
サマータイムマシンブルース(2005/日) | ゆるゆるのぬるま湯に浸かっていると思わせながら、実はここまで時間軸のパラドックスと相対性理論にチャレンジした映画も珍しいのではないかと・・・正直、こんなに頭使った映画ってそう滅多に見られるもんじゃありません。 | [投票(1)] | |
マスター・アンド・コマンダー(2003/米) | この程度の作品がアカデミー作品賞候補になるという不思議。我が国の配給会社の苦肉の策のキャッチコピーに怒りよりも同情の念を禁じ得ない。 | [投票] | |
仮面ライダー THE FIRST(2005/日) | 冒頭の子門真人に鳥肌が立ち、目が潤んだ。さぁ!35年目の石ノ森章太郎ワールドが披瀝されるのだ。 [review] | [投票(7)] | |
ソウ2 SAW2(2005/米) | 「短気は損気」これからは人の話はちゃんと聞こうと思いました。 | [投票(1)] | |
戦争の犬たち The Dogs Of War(1980/日) | かつて御徒町の中田商店に入り浸っていた私にとって、本作品は「夢」そのもの。様々な問題があろうが無かろうが、彼等の熱すぎる想いに敬服する。当時、彼等により多くの金を与えれば日本映画の可能性は拡がっていたと確信する。 [review] | [投票] |