★2 | 北陸代理戦争(1976/日) | 雪に血痕。うーん、バイオレンスの王道。 | [投票] |
★3 | HOUSE ハウス(1977/日) | ピアノと金魚鉢のコンビネーションに大林監督の底力を垣間見た。多分に大林監督の最初にして最後の傑作。ただし、裏ビデオならぬ“裏映画”的な傑作だけど。 | [投票(1)] |
★1 | 鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日) | 東映本線、降旗監督発、日本アカデミー賞経由、日本映画の墓場行き、最終列車。 | [投票] |
★2 | 天と地と(1990/日) | 映画の質は、決して人馬の数とは関係がない。こんな大事なことを教えてくれた一本。どうみても採点1点の作品だけど、出陣する兵団が城郭で決起する場面、このダークネスな映像群の陰影表現はまずまず。それで大甘の2点。 | [投票(1)] |
★2 | 殺陣師段平(1962/日) | 変な言い方だが、黒澤監督は“監督”であってこそ、はじめて黒澤監督と成り得る。脚本・黒澤というだけで過度な期待を掛けてしまった。期待した分、実際に観ると物足りない。美味いと評判のラーメン屋に期待して並んだが、それほど美味くなかったみたいな。 | [投票] |
★1 | 天国までの百マイル(2000/日) | 邦画の悪いクセが出てしまったとしか言いようがない“キレ”のない映像群。出演者の会話の流れもぎこちない上、掛け合いのタイミングも悪い。音楽の入り方もお昼間帯の連続ドラマみたい。ズバリ要らない一本。 | [投票] |
★2 | tokyo.sora(2001/日) | こんな風に撮れば“オシャレな映画”になる、という一例。カッコイイもしくはシャレてる作品かも知れないが、圧倒的に内容がない。 | [投票] |
★1 | つぐみ(1990/日) | 映像の綴り方が粗雑でキレを感じない。看板等が気になる場面がある上、変に狙ったシーンも多い。これを“味”と捉えることもできるが、どちらかというとダメな類い。フェリーを見送るシーンは一層粗悪。出演者のナレーションに頼るあたりもダメ映画の証拠。 | [投票] |
★1 | ドラゴンヘッド(2003/日) | 邦画ファンだからこそ敢えて言いたい。日本映画の底力の無さを痛感した一本。 | [投票] |
★1 | デボラがライバル(1997/日) | アメフトのタックルシーンとかをスローモーションにするのだけは勘弁してほしかった。ダサ過ぎて目も当てられない。 | [投票] |
★3 | たそがれ酒場(1955/日) | ストーリー設定または出演者の風貌からか、どことなく洋画っぽい。ハリウッド名画500円DVDシリーズにラインナップされていそう。「大菩薩峠」や「宮本武蔵」といったイメージが強い内田監督作品としては珍しい部類に入るが、意欲的な作品だとは思う。 | [投票] |
★1 | ダンボールハウスガール(2001/日) | 米倉涼子さんを好きで好きで堪らない人が見ても、金返せ!と叫びたくなるだろう。史上最高のつまらなさ。しかも全く効果的でないカメラワーク。映像の力をまるで信じていそうにない音楽挿入。こういう作品が邦画界の堕落、映画ファンの鑑賞力低下を招く。 | [投票] |
★1 | タスマニア物語(1990/日) | 興奮してボートを漕ぎ急いだ挙句、勃起し、水に飛び込む少年。この程度の陳腐なシーンの連続。こういう作品は20世紀でおしまいにしたい。 | [投票] |
★2 | 突然炎のごとく(1994/日) | モノクロ特有の艶かしさ、そして陰影の深みは表出されている。しかし逆に言うと、もしモノクロ作品でなかったら少し厳しい作品。楽しめる作品ではある。 | [投票] |
★4 | 近頃なぜかチャールストン(1981/日) | こういった社会派喜劇は邦画界にとって存在価値がある。閣僚たちがちゃぶ台を囲んで飯を食い、酒を飲みながら、国家を語る。ナンセンスな作品だけれども、最後まで見入ってしまう。面白い。 | [投票(1)] |
★2 | 脱獄者(1967/日) | これはこれで当時は結構楽しめたのではなかろうか。現代となっては、さすがに古くさい感じは否めないが、モノクロ作品だけあって、刑務所の各シーンは映像的にそれなりに見応えがある。 | [投票] |
★2 | 鉄拳 TEKKEN(1990/日) | いつもながら阪本監督作品のファンタジー性には頭がクラクラする。良いも悪いも超越する凄み。この積み重ねが、のちの傑作「トカレフ」に繋がっていくことを考えれば、「鉄拳」も愛すべき作品ではある。 | [投票] |
★1 | タッチ(2005/日) | 原作の漫画が(アニメ版も)つまらなかった分、実写版は少しはマシかと期待したのが間違い。映像的にも見どころ皆無。テレビゲームに興じるシーンあたりから見るのがつらくなりはじめ、三人のキャッチボールシーンで完全に見る気力が消え失せた。 | [投票] |
★2 | ロボコン(2003/日) | 感情の機微がイマイチ伝わってこない。この類いの映画は、役どころの大まかな感情が伝わったとしても、その機微の表現が稚拙ならば、存在価値は薄い。一般的には珍しいロボットコンテストを題材にした単なる企画物の域を脱しない作品。 | [投票] |
★2 | 若くて、悪くて、凄いこいつら(1962/日) | 昔の作品だからしようがないとは思うが、車のシーンが下手、ベタ。同時期に撮られた同監督作品「危いことなら銭になる」で見せつけられた特有のキレ味もあまり感じられない。不完全燃焼。 | [投票] |