★5 | 現世と異界の狭間でのロマンティシズムが下手巧とエッジの効いた硬質さの混合で語られていく。静謐な博物館での都市の開発ナビや湖沼での潜水作業といった職業も世界からの隔絶を弥増させる。そして悲嘆の女霊は消え去るしかない。神話への置換は成就された。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 奇異な印象と神秘性。ベルリン市史をもっと聞きたい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 深緑色をベースにした画調とバッハの協奏曲の旋律が60〜70年代の良質の欧州映画の趣を醸し出して心地よい。大人の恋愛物語に神話幻想がほどよく溶け込み、派手さはないが堅実な語り口が純愛劇のリアルを担保する。矛盾を承知で言えば地に足の着いたファンタジー。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 現在シネスケに登録されているパウラ・ベーアの出演作5作のうち、4作も見ている私。この映画の彼女が一番魅力的ですね。(見逃がしたのは本作2人主演の『未来を乗り換えた男』) [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★4 | 何だか「まんが日本昔ばなし」のようにも思えるが、ほのぼのとした、それでいて切ない女の物語に、胸がきゅんとなる。そしてあたかも幻想のごとき儚さに、しみじみと愛を感じさせた。 (シーチキン) | [投票] |
★3 | ファーストカットから目が釘付けになる。カフェの屋外席にいるウンディーネのバストショットから、いきなり始まり、数カット、男との無言の切り返しがあるのだが、これがいい。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |