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AONIさんのコメント: 点数順

★4御用牙 かみそり半蔵地獄責め(1973/日)前作に比べ、ストーリー重視のまともに面白い捕物控になっている。その分、作品のアナーキー度が薄まったのは残念。SM色が濃いのは『盲獣』も手掛けた増村保造の嗜好? [review][投票(1)]
★4座頭市牢破り(1967/日)虐げられる農民よ団結せよ! 農民指導者が現れ、“とかげのシッポ切り”の如き権力のメカニズムが展開。予想以上に山本薩夫節が全開で嬉しくなる。 そして“世紀末救世主伝説”的に座頭市が登場!! [review][投票(1)]
★4座頭市血煙り街道(1967/日)女子供には弱い市ちゃん。お決まりの展開も、勝新と近衛の神業対決を見せられたら文句は言えん。市の居合斬りを背を向けて払い返す男を初めて見たぜ![投票(1)]
★4座頭市鉄火旅(1967/日)メクラにゃ、回る眼がねぇんだよ!」 鉄火場の不正も暴く盲目の超人・座頭市。畳も樽も真っ二つ。あんたの刀は斬鉄剣か!![投票(1)]
★4一心太助 天下の一大事(1958/日)錦ちゃんと月形爺ちゃんの擬似親子コンビは実に最高。 難点を挙げるとすれば、さほど「天下の一大事」と大騒ぎする程の事件でないことぐらい。 [review][投票(1)]
★4ひばり・チエミの弥次喜多道中(1962/日)ひばり&チエミという二大スターが、恋や人生に悩む青春を満喫している。大の字で寝そべったり、握り飯にパクついたりといった、沢島作品特有の青春謳歌シーンで思わずホンワカ気分に。 [review][投票(1)]
★4白昼の無頼漢(1961/日)不純異人種交遊。 不良外国人にも全く物怖じしない大胆不敵な日本男児を演じられるのは、丹波サマを置いては他にはおるまい。 [review][投票(1)]
★4子連れ狼 三途の川の乳母車(1972/日)クライマックスの“弁天来”三兄弟との対決たるや、まさに『北斗の拳』の世界。血みどろの殺戮とは対照的に、大五郎を見つめる若山富三郎の澄んだ優しい目がシリーズ全体を支える魅力。[投票(1)]
★4非情の町(1961/米=独=スイス)加害者でなく被害者へと向かう悪意と嘲笑。駐留軍基地の町を舞台に提示される人間心理の醜さ。不本意な仕事といえど、決して手を抜かないK・ダグラス。やりすぎだって! [review][投票(1)]
★4江戸の名物男 一心太助(1958/日)笑えて、泣けて、感動できる。これぞ沢島忠の真骨頂。 彦左老人の元気の素は、いつも一大事を持ち込む一心太助&いとおしい家光公なーり! それにしても中原ひとみの猛烈アタックが凄い! [review][投票(1)]
★4けものみち(1965/日)池部良ー伊藤雄ー小沢栄。闇のトライアングルを結成する3人の男達が、実に活き活きと悪を奏でていく。 戦中から戦後にかけて形成された“けものみち”に足を踏み入れた池内や小林は、そこに巣くう獣の群れに差し出された子羊のようだ。[投票(1)]
★4古都(1963/日)古い家並みの屋根や雄大な杉林が圧倒的。それを見事に捉えたカメラ構図。日本古楽器によるアバンギャルドな音楽&モダンな着物デザイン。そのうえ岩下志麻が二人も!私の知らない摩訶不思議な京都がこの映画の中にある。 [review][投票(1)]
★4春秋一刀流(1939/日)日記を使った時間処理が実に鮮やか。 決闘場に突進してゆくカメラ。鬼神のような形相で突き進む千恵蔵の姿。現代の戦場を思わせる爆撃音の挿入。クライマックスは白眉の出来だ。[投票(1)]
★4AKIRA(1988/日)実写映画を含め、これだけヒロインが酷い目に合う作品を他には知らない。[投票(1)]
★4真夜中のパーティー(1970/米)中学校の修学旅行。好きな子の名前を告白し合った夜。 自分の番になって、「今はいないなー」と嘘ぶいたヘタレな俺。[投票(1)]
★4レッド・オクトーバーを追え!(1990/米)潜水艦同士の潜望鏡によるコンタクトにはワクワクします。 S・コネリー艦長の「理由」はユニークだが、それに付き合わされた部下の乗組員達は可哀想だ。[投票(1)]
★4我輩はカモである(1933/米)連打、連打のギャグの嵐。この悪ノリ加減は只事じゃない! ドリフや「オレたちひょうきん族」がやっていたお笑いを既に70年以上前にやっていたなんて!凄すぎるぞマルクス兄弟![投票(1)]
★4キートンの結婚狂(1929/米)彼女は元彼への当てつけ結婚なのに、惚れた女には命懸けで尽くす主人公が泣かせる。陸地では割とおとなしかったキートンが、海上に出た途端に一転して体を張ったアクロバティックなギャグマシーンに変身!![投票(1)]
★4フランケンシュタイン(1931/米)無垢な魂に培養される憎悪。邸宅に侵入し、後ろからヒロインに迫ってくる怪物が怖い。思わず「後ろ!後ろ!」と言いたくなる。クライマックスの風車シーンは感動的ですらある。[投票(1)]
★4潜水艦イ−57降伏せず(1959/日)潜水艦内の息詰まる閉塞感に加え、死を覚悟でこの虚しい任務に意義を見出そうとする乗組員達の帝国軍人魂に感動する。池部良三橋達也は勿論、我侭な外交官娘を怒鳴りつける軍医長平田昭彦までも熱血男気キャラで嬉しい。 [review][投票(1)]