★4 | 宮川一夫の撮影に尽きる。冒頭、ススキ野での殺陣の逆光ショットの美しさで、もう目は釘付け。橋上の影絵を模した様式美などため息が出る。その一部の隙もない画が、全て役者の芝居を的確に活かすことを目的に作り込まれているところに宮川の凄さがある。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | ゆったりした展開で、滋味ある映像が生きた。一方、物語は琵琶法師以外は子供、女郎、武士、やくざの親分と既視感あるものになってしまった。題が素晴らしいが、市の歌う歌詞は、いつも同じで既視感あるものだという意味か? (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 座頭市は逆手斬り故、殺陣の動きは大きくなる。それは美しい舞いのようでもある。夕暮れの橋上、薄暮を背景に市のシルエットが舞う影絵の魅力。冒頭の連続大殺陣も俯瞰のロングで舞いの全てを魅せる。撮影の宮川一夫は市の魅力を引き出す術を知っている。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★3 | 座頭市の歌も、復讐の歌も、父ちゃんのポーも(?)全部聞える。その耳を封じられても敵を斬ってしまう市の心に、琵琶法師の言葉が甦る。おまえは目明きにも、盲にもなりきれない化け物だと……市の人を斬らねば生きられぬ業の深さが哀しい。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | 子供の前で袋叩きに合う市。キャグニー『汚れた顔の天使』を彷彿とさせる高岩肇の脚本が泣ける。惜しむらくは酌婦と浪人の挿話。天知・小川ともに冷めたキャラであるため恋の再燃の可能性を見出せず応援しようという気も起こらない。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 耐えに耐えて…これが真骨頂。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 筋はもうお決まりに近いので何の感想もないが、老婆役の吉川満子には泣ける! 宮川一夫の手になる、夜景の青をバックにした影絵のような殺陣のシーンは凄惨と詩情が同居する。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | 平手さん再び。
否が応にも期待は高まる。
それなのに出番少ないよ! [review] (たかやまひろふみ) | [投票] |
★3 | 市を惑わす琵琶法師の悪魔の囁き。 ニヒル天知との再戦も嬉しいが、お話が小粒すぎて物足りない。 [review] (AONI) | [投票] |