★4 | 映画の命が被写体であり、被写体の魅力が人柄によるのならば、映画も結局のところ人柄で決まる。嘘ではない。小津安二郎も笠智衆を主演に抜擢した理由について「笠は人間がいい」と云っていたではないか。ハービーとドロシーという稀有の被写体を追いかけることにした時点でこの映画の面白さも決まりだ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★3 | 己の美意識を貫き、経済的に可能な範囲で、生活優先の場に可能な限りとり込む。心の衝動や欲望という非合理を、つつましい生活を維持するための生きがいにしてしまう合理。人間何十年も生きれば苦労や後悔もあろうに、この老夫婦の屈託のなさは人生の勝者の証し。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 迷いのない人生は美しい。しかも愛する人と二人で、手に手をとって迷いのない人生を送れるとは。 [review] (イライザー7) | [投票(1)] |
★3 | 周りで騒ぐ世間の評判に頓着せず、自分たちを楽しませてくれる‘美’だけを求め続けている。何と幸せなふたりだろう。 (KEI) | [投票] |
★3 | 作品としては無難な出来に感じたけど、こんなパートナーにめぐり会いたいなーと思わせてくれた。 (あちこ) | [投票] |
★3 | ア−ト好きな人が夫妻に憧れてもこの映画を見ると誰にも真似できない生き方だとわかる。淡々と見えても大変な情熱と探究心。一般人向けに現代ア−トの解説があるともっとよかった。 (ルクレ) | [投票] |