★5 | いろいろ言うが結論は一緒で、さりげなく、かつ、しくこく念を押される。話しの前後は入り乱れ、長短もテンポも気ままで唐突に思い出話しが顔を出す。いつ終わるのか分からない爺さんの話しを聞かされいるような映画だが、観終わった途端にもう一度観たくなった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 大林宣彦の「戦争論」。人は死ぬ。どうやっても死ぬ。何故殺す、と。映画で知れ、と。☆4.0点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 純粋な映画愛と、これまで監督が培ってきた様々な要素をまとめずに一本の映画に押し込めたような作品。それだけにまさしく遺作と呼ぶに相応しい作品。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | この5点は、大林監督への花束です。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★2 | 神経症的な煩い画面は、冒頭あたりは前作『花筐』並だが、中盤になり落ち着く。例えば、宇宙に錦鯉を泳がせたり、尾道の映画館前での、小林稔侍と高橋幸宏の会話シーンなど、およそ無意味な、ポン寄り/ポン引きを繰り返したりと、この辺りまでは、本当に常軌を逸している。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 大林の思いが3時間、見事手抜きなくびしびし訴えている。これだけは伝えなければという彼の最後の思いがストレートに伝わってくる。3時間は長くもなかった。沖縄の知られざる実態に同じ日本人として根源的な痛みを感じる。若い人にもっと見てほしいと思う。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | セピア調のノスタルジック映像然り、CG時代にあえてチープな特撮を多用する演出然り、新人ヒロインの棒読み調演出然り。この邦画界で、最後まで自分のスタイルにこだわり続けて、劇場映画を最後の最後まで撮り続けることが出来た大林監督は、幸せで素敵な映画人生だったと思います。 (AONI) | [投票] |