★4 | もっと大きく、もっと高く屹立しようとする木のふもとで女たちのあざけりの高笑いが聞こえてくる。自分にとってこの映画は現在形の映画ではない。回想の夢幻能。むせかえる青臭い匂いの中で恥辱にみちた自分が頭を抱えてうずくまる。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | 早坂文雄御大の足踏みオルガンを使った音楽が実に印象的。鮎太を演じた三人は皆名演を魅せ、対する女たち−岡田茉莉子、根岸明美、久我美子の書き分けもスマート。ライティングは遣り過ぎの感もあるがデビュー作として申し分ない出来映え。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 堀川弘通の初監督作。師匠の黒澤明の脚色、という恵まれたデビューだ。主人公・鮎太の12歳、15歳、18歳の三つのエピソードで構成した一種のオムニバス。鮎太はリレーキャストで演じられており、三挿話とも、全て異なる出演者で作られている。井上靖の原作は既読でした。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 面白いのは内気な少年と年上のおきゃんな女三態という設定自体であり、もっと面白くできただろうに半端。高原駿雄のグロテスクな犬猫の物真似が強烈でここだけ記憶に焼きつく。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 今日するべきことを、あすやろう、あすやろうとする僕は檜にはなれそうにない。
[review] (TOMIMORI) | [投票] |