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[コメント] 運が良けりゃ(1966/日)
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★3狭苦しい長屋のセットで展開される時代劇。山田洋次も空間的広がりを欠くと魅力が半減する。ただし安田伸扮するお殿様がヒロイン・倍賞千恵子を見初めるシーンでは、この狭い空間を利用して上手く窃視趣味的な画面を作っている。ハナ肇倍賞には『男はつらいよ』へ繋がる兄妹の関係を見ることが出来て興味深い。 (ゑぎ)[投票(1)]
★3落語から換骨奪胎したギャグは端から本家に劣り、ことさら新鮮味はなし。しかし年を経るほど当りが少なくなるハナ=山田コンビの作品としては、なかなか爽やかに観られた。倍賞千恵子のお転婆ぶりも愛らしい。 (水那岐)[投票(1)]
★3武智豊子の因業婆さんがいい。暗闇で光らせる眼が素敵。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3「手鍋にみそ、腰にぶら下げ嫁入りするよ」。どん底長屋の生活は、映像化でより鮮明になった。が、そしてもちろん落語の物語をそのまんま映画化してはいないのだが・・・ははは、やっぱり落語の方が面白いですね。 (KEI)[投票]
★4倍賞千恵子が可愛すぎる! (あちこ)[投票]
★3初々しい倍賞千恵子がふりまく映画的躍動感が素晴らしい。作品も実に良心的だが、テレビ演芸全盛のこの時代、毎日のように「クレージー・キャッツ」はブラウン管の中を飛び跳ねていた。この程度の喜劇パワーではもう大衆娯楽にはなり得なかったと思う。 (ぽんしゅう)[投票]
★5初期山田洋次は最高だ。死にたくなるくらいの不幸せをも、笑いとばすアナーキーさ。これは裏返せば、人生にたいして完全に絶望しつつそれでも生き続けるというバイタリティだ。 [review] (オノエル)[投票]
★4威勢の良い無法者をハナ肇が好演。馬鹿シリーズのようにハナに色恋を絡ませなかったのが好転して変に湿っぽくなく、カラッと乾いた江戸庶民のバイタリティを描くことに成功している。 (マッツァ)[投票]