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AONIさんのコメント: 投票数順

★4赤い河(1948/米)何千もの牛が群れる牧場。砂埃が立ち込める、嵐の前の静けさに似た雰囲気。牧童達が固唾を飲んで待つ中、満を満たしてJ・ウェインが登場し、M・クリフトに出発の合図を。「イーハーッ!!」 最高っす。 [review][投票(7)]
★4東海道四谷怪談(1959/日)不世出の「色悪」スター天知茂万歳! 男はとことん悪どく、女はとことん怖い映画。 [review][投票(7)]
★3マン・オン・ザ・ムーン(1999/米)いつも、人をだましてきたはずが・・・。 [review][投票(7)]
★5君の名は。(2016/日)大筋はベタの王道行っているのかもしれないが、見知らぬ者同士が簡単に出会えるようになった現代社会で、その二人を切り裂く「大障壁」への運び方が実に巧み。そして、襖(田舎情景)の開閉シーン、電車扉(都会情景)の開閉シーン、という類似的なメタファー演出にも惹かれた。今のアニメは実写よりも映画的演出に長けているかも。[投票(6)]
★4荒野の決闘(1946/米)西部劇に対し固定観念を持っている方には、本作をお薦めしたい。ヘンリー・フォンダが長い足を見せつけながら椅子に腰掛けてくつろぐ、あまりにも有名なこのシーンをはじめ、床屋で散髪するシーン、巡業にきたシェークスピア俳優の姿などの方が、ガンファイトなんかよりも遥かに心に残る。ジョン・フォードは、“失われた西部”の町並みや人々の営みをフィルムに再現することを、第一に考えていたのではないだろうか。[投票(6)]
★3パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(2003/米)不死身の敵相手に延々と戦われても困ってしまう。 「掟」といってみたり「ガイドライン」といってみたりと、海賊の世界も都合のいい法解釈が罷り通っている模様。 [review][投票(6)]
★4トラ トラ トラ!(1970/日=米)不謹慎かもしれないが、ムチャクチャ痛快だった! 映画では悲惨な日本軍の姿ばかり観てきたせいか、「こんなに勝ちまくっていいの?」と逆に不安になってくるほど。連夜の快勝に戸惑う阪神タイガースファンに似た気分とでも言おうか。 [review][投票(6)]
★3十三人の刺客(1963/日)討つ側、守る側、そのどちらもが「封建社会のシステム」に従って動いているという皮肉さ、虚しさ。獲物を失った獣の狼狽ぶり。実際に学生運動を経験した工藤栄一の冷めた“革命観”が、最後にカタルシスを期待していた観客を奈落の底に突き落とす。 [review][投票(6)]
★3座頭市(1989/日)勝新の天才的ひらめきを堪能できる殺陣演出は文句のつけようが無い。けど、悪ボス3人に陣内孝則内田裕也奥村雄大は弱すぎるよ・・・。 [review][投票(6)]
★4ミスター・ノーボディ(1975/独=仏=伊)「ガンマン伝説」の作り方。 本場ハリウッドが西部劇伝説を否定するニューシネマに傾倒していったのに対し、マカロニは伝説的ガンマン像に拘る。 偏見を持たずに気軽に出演した正統派西部劇の顔ヘンリー・フォンダ。あんたは偉い! [review][投票(6)]
★3ザ・ロック(1996/米)エド・ハリスの行動に不満。マイケル・ビーンの扱いに泣く。 [review][投票(6)]
★4北北西に進路を取れ(1959/米)ヒッチコックの集大成にして自身のパロディ映画 [review][投票(6)]
★3金融腐蝕列島 呪縛(1999/日)残念なことに、ここで描かれる若手行員達の姿は非現実的なのだ。日本社会に巣くう根深い“悪”を描くには、原田眞人演出はハリウッド感覚すぎる。[投票(6)]
★2ヒート(1995/米)詐欺だ!あんたら二人本当に共演してるのか?一緒に映ったショットが無いに等しいぞ![投票(6)]
★3ダイ・ハード3(1995/米)ビル、空港という「箱モノ」を飛び出したら、妙に散漫なサスペンスに。限定された空間が緊張感を生んでたのだろうか。[投票(6)]
★5切腹(1962/日)タイトルで毛嫌いする事なかれ。むしろ時代劇ファン以外に見て欲しい、ミステリー風味のシリアスドラマ。 リストラ侍の就職活動は命懸けなのだ。[投票(6)]
★0プラトニック・セックス(2001/日)飯島愛の過去の主演作品がCinemaScapeに登録される日は来るのだろうか?[投票(6)]
★4イノセンツ(2021/ノルウェー=デンマーク=フィンランド=スウェーデン)いやいや、インスピレーションとかオマージュといったレベルを超えて、大友克洋をクレジットしないといけないレベルでは?? 特にクライマックス。団地内の遊び場。幼い子供達だけが気付く、「静かなる闘い」・・・。 [review][投票(5)]
★3座頭市血笑旅(1964/日)子守りを雇いながら、赤ん坊が心配でたまらない市。市を追い続ける石黒達也をはじめ敵が弱すぎて困るが、クライマックスの決闘&虚無感に満ちたラストは名演出。 [review][投票(5)]
★5明治侠客伝 三代目襲名(1965/日)冒頭いきなり俯瞰カメラで見下ろす祭り(御輿)の儀式のシンメトリーな映像美に驚き、次ぐ祭りの熱気と合いまった刃傷シーンで興奮は最高潮に。以後は次第にトーンダウンしてくるが、クライマックスの汽車と殴りこみの迫力で再び加速。 [review][投票(5)]