コメンテータ
ランキング
HELP

若尾好きさんのコメント: 投票数順

★5生きるべきか死ぬべきか(1942/米)世にスラップ・スティップコメディは数あれど、未だこれを越える作品は出ていないように思う。映画って奴は大して進歩していないのだ。なにはともあれ、ルビッチ・タッチなる言葉を生み出した真の巨匠に乾杯![投票]
★5雨月物語(1953/日)崇高な映画。どんな賛辞もこの映画には似つかわしくない。モノクロ映画は画面内の「構成」が命だが、この映画はそれに「濃淡」までも付け加えた!宮川一夫監督とすら呼びたくなる。[投票]
★2処刑の部屋(1956/日)当時としては斬新な映像だったのかもしれないが、今見るとパワー不足を否めない映画。 [review][投票]
★4からっ風野郎(1960/日)演出でカバーされてはいるが、三島由紀夫、役者としては3流だな。彼の自殺の原因はこの作品に出たことを後悔したからじゃないか(笑)。しかし、映画は増村保造のストーリーテーラーぶりがいかんなく発揮された秀作だと思う。[投票]
★4雁の寺(1962/日)題材が題材だけに重厚な演出ではあるが、随所に川島雄三らしい「関節外し」も忘れていない。お約束のスカトロジックな一面も垣間見れる。しかし、川島映画の軽妙さを期待している人には、逆に物足りないかも・・・。役者では若尾文子の色っぽさに5点。[投票]
★3雪之丞変化(1963/日)時代劇なのに、BGMがジャズ! モダンなセンスで時代劇を料理してしまった市川崑の才能に脱帽。長谷川一夫が良いのは勿論のこと、コメディエンヌに徹した山本富士子も光っている。また、肩をはだけた若尾文子が最高に色っぽいです、必見![投票]
★3パリ、テキサス(1984/独=仏)「う〜ん、ヴェンダースどうしちゃったの?」って感じの一本。まぁ、「佳作」という言葉はこういう作品のためにあるのでしょう。ライ・クーダーの音楽は5点なんだけどね。それとこれとは別です(キッパリ)。[投票]
★5テルレスの青春(1966/独=仏)この映画を頂点にしてフォルカー・シュレンドルフの才能は下降線を辿って行った。えっ、『ブリキの太鼓』? この映画に比べたら甘い、甘い。とにもかくにも、白黒画面のカメラワークと主人公の少年の中性的な魅力に嘆息しましょう。[投票]