★5 | 戦前の禅寺を舞台に、さまざまな情念が湧き出る。
この切り口の鋭さ。やはり川島はただものではない。 [review] (ちわわ) | [投票(3)] |
★5 | 黒く光る廊下。木の引き戸にベッド。雨戸に喘ぎ声。袈裟にネグリジェ。などなど、心の暗部を刺激する映像的な素材が、満載!!その極めつけが、僧侶と若尾文子なのではあるまいか?この二人を墓地に並べて立たせただけで、もう完璧にエロいに違いないもんね。 (エピキュリアン) | [投票(3)] |
★5 | 川島作品の中では、ファンからもあんまり人気がないみたいですが、とっても下品でセンスがあって、とっても川島っぽいとぼくは思います。若尾文子がすばらしい。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | 全体的にエロすぎ。 (tomcot) | [投票] |
★4 | けして取り戻せぬ母性に、けして羽ばたけぬ空に、少年僧慈念が抱いた両義的な感情を、川島雄三は時に馬鹿馬鹿しささえ感じさせる突飛なカメラ視点から追求、代弁する。便所と墓場のシーンは圧巻。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★4 | 若尾文子演じる里子の主役化で、小坊主慈念の性格づけが原作よりわかりやすい。慈念こそ日本のオイディプス。 [review] (木魚のおと) | [投票(2)] |
★4 | ディス・イズ・エロ坊主な三島雅夫はじめ皆配役意図に応える素敵演技。ハイカラ和尚山茶花究は全台詞が面白い。若尾文子を後景に退け三島を退場に追いやりながら後半の映画を支えてみせる高見国一も立派だ。それは多様な角度から彼を襲う圧力演出の的確さのためでもある。縄の起床装置ぶりがより強調展開されていたらなお最高。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | こわいこわいサスペンス、なのに肝心のところが可笑しくてたまらない。 (movableinferno) | [投票(1)] |
★4 | 傑作。画面造型としては、ディープフォーカス演出がそうとう目立つ。寺の中の柱や鴨居、欄間等を遮蔽物として、絶妙にマスキングされた構図にも唸ってしまう。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 90度近い仰角視点が出てきて驚く。また、遮蔽物の大胆な利用も目立つ。こういう見せ方は往々にして素人臭くなるものだがそこは川島雄三、圧倒的にセンスが良い。なんとも人を食ったパートカラー! (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 全部見せないのがいい。時々すごいカメラアングルにぎょっとした。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 久し振りに観たが、以前より楽しめた。艶めかしい若尾文子はハマり役だし、山茶花究の胡散臭さも良い味出してるし、終盤はスリリングで良いが、ラストは相変わらず意味不明。小沢昭一は、いつ見てもキモい。['05.7.30京都みなみ会館] (直人) | [投票] |
★4 | 生臭住職の下で修行する、煩悩一杯の小僧。「生臭坊主」の意味合いがよくわかる、人間の業の深み。 (しど) | [投票] |
★4 | 題材が題材だけに重厚な演出ではあるが、随所に川島雄三らしい「関節外し」も忘れていない。お約束のスカトロジックな一面も垣間見れる。しかし、川島映画の軽妙さを期待している人には、逆に物足りないかも・・・。役者では若尾文子の色っぽさに5点。 (若尾好き) | [投票] |
★4 | 若尾と佐久間が2分した水上文学の初期映画化作中、楷書体の構築で吉村に強力な推進力で今井に分が悪い川島だが、暗澹たるルサンチマンが全開し村井のエッジの効いた撮影が補完する。その緊張感の持続と繋ぎのセンスは堪らない。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 裏もしくは暗黒の『ファンシイダンス』白黒部分は☆=2、ラストの思わぬお方の出現で☆=3に急騰! [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★3 | 川島雄三より若尾文子より水上勉の映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | なまくら坊主の虐待&若尾文子のお色気に見事耐えぬいたら、相当立派な僧侶になれることは間違いない。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★3 | 雁=カリのたくさん描かれたフスマに何重にも囲まれて身悶えする若尾文子。なんてエロチックでシュールな光景なんだ。 (_) | [投票(1)] |
★3 | この役を演じられるのはやっぱり若尾文子以外に考えられないね。『女は二度生まれる』と並んで彼女の特質がもっとも生きている映画。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | 変な終わりかた! [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 小坊主の目がナンかに似てるナーと思って、イロイロ記憶を辿っていったら『菊豆』の息子だ。そういや微妙に構図も似てるカモ。 [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票] |
★3 | 三島雅夫の代表作と言って良いでしょう。若尾文子もこのくらいが程好いお色気でよろしいかと思います。 (熱田海之) | [投票] |
★2 | 焦点がぼやけて散漫になっているように思う。小坊主が望んだのは求めても与えられぬあえかな母の愛か。それとも若尾文子のまだ若さのほとばしる肉体への渇望か。この場合エディプスではあるまい。謎は解けぬままひとつの事件は表舞台より去り、後には雁の襖絵だけが残る…と思っていたら…。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★2 | 圧倒的な眠気の前にこの点数がついたのか、単に映画が合わなかったからこの点数がついたのかは自分でも分からないが、退屈さを感じたのは事実、かな?多分。 2005年1月1日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票] |