★2 | WASABI(2001/仏=日) | いや〜、つまんない。久々に開いた口がふさがらない映画だった。ギャグも、いまにいまさんを軽く通り越して苦笑も出来ない状態。もしかしたらこの映画『レオン』を引き合いに出されるかもしれないが、この映画には『レオン』にあった悲哀さがまったく感じられなく、適当に作られた感を大いに受ける作品であった。ただ、広末涼子のフランス語に関してプラス1。02,01,17 | [投票] |
★4 | プリティ・プリンセス(2001/米) | ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアというコンビでプリティ〜シリーズとした日本の配給会社の魂胆が気に食わなかったが、今回の作品はまったく気にしなかった分なかなか良かった。こういったのを棚からぼた餅と言うのだろう。でも、アン・ハサウェイは本当にジュリア・ロバーツに似ている瞬間がある。01,11.26 | [投票] |
★3 | フロム・ヘル(2001/米=チェコ) | ジョニー・デップは相変わらずかっこいいし、久々のヘザー・グラハムも『ブギー・ナイツ』や「オースティン〜デラックス」よりも存在感は薄れた感があるがなかなか頑張っている。しかし、いまいち話に乗り込めなかったのもまた事実。それは、話の展開なのか、リアルの無さ(えぐいシーンではなくもっと深いところ)なのかは分からない。期待が大きかった分この点数。02,01,15 | [投票] |
★4 | グリンチ(2000/米) | アメリカでは年間の興行収入ベスト20に入るほどヒットしたというのは納得できるし、日本では信じられないほど大こけしたという事実もまた納得できる典型的なアメリカ作品。そもそもグリンチ(1回変換じゃ絶対カタカナで出てこないし)の物語を知らない日本で当てようというのが無理な話。ただ、女の子は本当に無垢で純粋さが出ていてとても愛らしかった。02,01,14 | [投票] |
★5 | ハイ・フィデリティ(2000/米) | 笑える、そして共感できる・・・、つまり自分にもこういった部分があるから共感できるのであって、ということは・・。考えるのはよそう。この作品は「いるよなー、こういうやつ」ぐらいの感じである程度距離を持ってみるのが良いのかもしれない。でも自分にとってはそんな事は無理だろう。さあて、「マイ・ベスト・ムービーソングス」でも作ろうかな、もちろん自分のために。01,11.18 | [投票] |
★4 | ふたりの男とひとりの女(2000/米) | やっぱりジム・キャリーの顔演技はすごいなと感じた作品だった。それを観ているだけでも笑える作品。レニー・ゼルヴィガーもかわいかったし、この作品でメジャー女優を不動のものにした感じ。この作品って音声無しでも楽しめるんじゃないかなぁ、試してみようっと。01,10,28 | [投票] |
★3 | シーズンチケット(2000/英) | やはり『ブラス』の流れをきちんと汲んでいる作品で、同じイギリス映画でも『リトル・ダンサー』などと毛色は違った。イギリスにおける現状を問題提起として随所にちりばめながら、それを笑いに持っていこうとするねらいは理解できたが、何か中途半端な感じであった。また、個人的に主役の二人がかわいくなかったので感情移入できなかったのもマイナス要因の一つ。ただ、サッカースタジアムの臨場感は見事!01,11,04 | [投票] |
★2 | 波の数だけ抱きしめて(1991/日) | こういうのたまには良いですよ。突っ込むところはたくさんあるし、演技も笑っちゃうところあるし、寝る前に横になりながら見る(あえて「観る」ではありません)作品にはうってつけですね。でも、もちろんそれが評価を上げることには繋がらない訳ですけどね。01,10,13 | [投票] |
★5 | メリーに首ったけ(1998/米) | お馬鹿だな〜。でも大好きよこんな感じ。01,10,08 長文は⇒ [review] | [投票] |
★5 | 羊たちの沈黙(1991/米) | 目の演技で完成度を上げた作品。異常な犯罪、異常な愛、現代の抱える病巣が全てここにある。この作品の登場人物で正常なものは存在しない。01,10,07 [review] | [投票] |
★4 | 恋する遺伝子(2001/米) | 予想以上に面白い佳作。アシュレイ・ジャッドの魅力満載といった感じ。一方共演のヒュー・ジャックマンも『X−メン』の時に感じることができなかった魅力をここでは解き放っている。ラストの方は予定調和的な展開になるがあざとさはまったく感じることは無かった。それも出演者たちの魅力が成せた技であろう。01,09,26 | [投票] |
★5 | ショーシャンクの空に(1994/米) | とてもきれいな風景を見たときと同じような、なんとも言えない感動を得ることが出来る作品。やわらかい時間に囲まれ、自分の心が昇華されるような心地になった。淡々と話が進むのにもかかわらず、全てのエピソード、そして囚人たちの優しい目が印象に残った。01,09,09
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★4 | ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米) | さわやかに笑える良作!製作者が共通、ヒュー・グラントが出ているということで、ノッティングヒル〜を連想してしまう雰囲気がある。そして、この作品もそうだが何より脇役陣の演技が素晴らしい。各演技陣が持っている“間”が絶品であった。レニー・ゼルヴィガーの雰囲気もすごく良かった。ただ、共演の男優を入れ違えたらどのような作品になっていただろうか?そっちのバージョンも観てみたい気もする。01,07,16 | [投票] |
★4 | コレリ大尉のマンドリン(2001/米) | 薫り高き良作。作品の舞台に広がる気も遠くなるような美しい風景と、それに引き立てられ輝きを増すペネロペ・クルスを観るために劇場に足を運んでも後悔はしないだろう。バックに流れる音楽もつぼを押さえていて良い。また、父親役のジョン・ハートの演技が味わい深くて素晴らしい。ただ、総じて『恋に落ちたシェイクスピア』には届かない印象。01,07,19 | [投票] |
★5 | オーロラの彼方へ(2000/米) | 話の展開の矛盾と、出演者の特殊メイクの不出来さを演出と主人公の魅力でカバーしている好作。カヴィーゼルは本当に悲しい笑顔が似合う男だ。『シン・レッド・ライン』の時も思ったが、この作品で再確認した。また、ラストも自分好みの出来である。01,09,08 | [投票] |
★3 | SO WHAT(1988/日) | 青春ロック映画。この作品は観る世代によって評価が分かれてくるだろう。30代後半の方にはこの時代がちょうど自分の高校生時代にリンクするらしく、思い出の作品になっている人も多い。ただ自分はその下の世代なのでそこまでは共感できなかった(自分の世代は多分『ウォーターボーイズ』がこの作品と同じ作用をもたらすと思う)。でも、渡辺美里のラストの曲のタイミングはばっちりだった(タイミングで言えば『少年時代』のラストと肩を並べる)。01,08,23 | [投票] |
★4 | バーティカル・リミット(2000/米) | この手の作品は突っ込んだらきりが無いので、何も考えずに楽しむのが一番でしょう。アクションシーンは予想以上に良かったと思う。ただ、やっぱりこれは映画館で観ておきたかったなー。DVDの特典にナショナルジオグラフィックのビデオが収録されていたのにはびっくりした。これぞ特典映像でしょう。01,09,01 | [投票] |
★3 | 反則王(2000/韓国) | 確かに笑える箇所は何個かあるが、たいていの箇所は予想できる範囲の落ちである。日本のバラエティを浴びるように見てきた自分にとっては、もっと予想以外の落ちがほしかった。またいっしょに観た人は、プロレスがまったくだめだったために生理的にこの作品を受け入られなかった。01,08,23 | [投票] |
★4 | テルミン(1993/英=米) | 久々に良いドキュメンタリーを観た。まずテルミンという聞いたことも無い楽器を解き明かすことから始まる導入部から、テルミン博士が登場する中盤前までは眠気を誘われたが、それ以降は一気に観入らせられた。監督の手腕も良いのだろうが、やはり数奇な人生を送った本人のカリスマ性が自分の目を惹いたのだろう。万人には勧められないかもしれないが、バーナード・ハーマンや、クラシック・ホラーに傾倒している方には是非観ていただきたい作品だ。様々な発見を保証します。01,05,31 | [投票] |
★3 | もののけ姫(1997/日) | パワーをものすごく感じるのは認めるが、なぜこの作品があれまでにヒットしたかは分からない。宮崎駿の説教くささを感じることは否めないし、ラピュタや魔女宅で感じたような透明感が無かったのも個人的には痛かった。彼がこの作品で引退しないで本当に良かったと思う。01,07,29 | [投票] |