★4 | 浅間山荘の年に撮られた極右の終焉。一体、元特攻隊の組織からクレームはなかったのだろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | 冒頭の渡瀬恒彦のド級の逸話がこの敗戦後わずか数年の出来事の運命をすべて規定する。マッチの炎が一瞬闇を照らすように、娑婆に放たれた欲と生が炸裂し乱痴気へ。その狂騒は刹那のようであり、20世紀末まで続いた気もする。登場人物のキャラの描き分けも的確。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 度肝を抜く開巻からコード無視の遣り放題の大饗宴。展開の読めなさも常軌を逸する。特筆されるは深みある撮影と美術で街中でなくドブ川を主舞台とし根城のスナックは裏口しか映さぬ徹底ぶり。陰陽両極を担う渡瀬と梅宮の乗りが結実する大乱交の夢幻。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | あの状況なら乱交しかないっしょ。参加しろよ渡瀬恒彦。 (黒魔羅) | [投票(1)] |
★3 | 安藤昇がメチャクチャ渋い!これぞ男の中の男!お手本!だが、安藤以外の連中は何だ!下衆野郎ばかりじゃねーか!不良番長辰ちゃんも安藤の前ではただのお調子者。 [review] (マッツァ) | [投票(1)] |
★5 | 西に『仁義なき戦い』があれば東はこれ。佐藤純弥の演出は息つく暇すら与えない。悪役より残虐非道な主人公らのピカレスクマッチの果てに繰り広げられる一夜限りの酒池肉林は「しらけ」を通り越し自暴自棄な享楽主義へと向かったニッポンのありのままだ。 [review] (町田) | [投票(3)] |