| ★4 | 素晴らしいのが勝新の喧嘩シーンで驚くほどのスピード感、観客が予想する一瞬前に拳固や蹴りを入れており実に痛快。役者が上手いのか演出編集が上手いのか、たぶん両方なのだろう。特に必然性もなく転落する大谷直子がダイニチ映配好み。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
| ★4 | 大谷直子が無軌道すぎてちょっとやりすぎかなとも思ったりもしたのだけど勝新の過剰な演技と化学反応を起こして最後には見事に増村映画として昇華している。 [review] (t3b) | [投票] |
| ★2 | 残念ながら大谷直子はまだ力不足で、その憑依ぶりは天然若尾文子の凄味にはるかに及ばず、近親愛にゆれる心の振れ幅の極端さが、ただのパラノイヤ娘の世迷言にしか見えない。結果、兄(勝新)と妹の関係性に筋が通らず、悪い意味で話しの展開が読めない。 (ぽんしゅう) | [投票] |
| ★3 | 大谷直子が梶芽衣子に見える瞬間が随所に。勝新太郎はあの体躯でありながら相変わらずのキレの良さ。 [review] (3WA.C) | [投票(2)] |
| ★3 | 宗教的背景無しの「愛」しかあり得ない国、日本に降臨したたった一人の天使=勝新 [review] (ボイス母) | [投票] |
| ★2 | 変態たることを自覚すればこその哀感が、この映画の勝新は狂的な部分のみがクローズアップされ過ぎて、自覚しているのかどうかもおぼつかない始末。辛気臭い話を田村・川津の２大辛気臭俳優が倍加させ唯一太地喜和子がまともに見える。 (けにろん) | [投票(1)] |
| ★2 | 勝新のヤクザ演技は歩き方まで様になる。豪快にパンチを繰り出すアクションは現代劇でも絶品。しかし、暴走ヒロイン大谷直子に焦点を当てる増村保造の濃い愛憎劇の中に埋没。 [review] (AONI) | [投票] |