[コメント] 私の中のもうひとりの私(1988/米)
この映画には敬意を表します。だから敬語でreviewを書きました。
ウディ・アレンらしさ爆発のナレーションは嫌でしたが、すばらしい作品です。
なんだかわからないけど5点です。心にしみたし、なんだかすごく気に入ってしまったのです。
音楽もたまらなかったです。夢のシーンの「ジムノペディ」には胸がきゅんとしました。最後まで本当にいい音楽ばかりでした。
ニクビストはこんな映像も撮るのですね。抑制の効いた素晴らしい映像でした。ウディ・アレンは演じる姿や、独特の小難しい言い回しや、ナレーションの多用があまり好きじゃないのですが、こういう脚本や演出、映像は素晴らしかったです。やっぱりすごい人なのだなあと思います。
ミア・ファローは結局、ジョン・カサベテス・ジーナ・ローランズ夫妻と共演したのですね。なんだかその不思議な接点がうれしかったです。その他豪華俳優陣にビックリ。ジーナ・ローランズとジーン・ハックマンなんて、たまりませんなあ。
「思い出は現在なのか、過去なのか」というような台詞が最後にありました。よく言われてそうで、聞いた事がない命題です。 むーん…
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