[コメント] CASSHERN(2004/日)
まあ、なんて日本語が不自由な頭が悪い脚本。これは「帰国子女だから?」それとも「鼻から日本語に興味がない」からかしらあ? それとせっかく演技陣が頑張っているのに、それをすべて打ち消すような薄っぺらい狭苦しい奥行きのナイ画面に変な、フィルムの上から書き足したような金色のキラキラパターン。
「うーん、舐められている気がする」
キャシャーン本人は滑舌が悪いし、体が華奢過ぎて、アクションシーンも腰が入らなくてヘロヘロ。 「もう、見てられません」
すべてちょっと見た目が良ければソレでオッケー。 とりあえず、表面だけ綺麗にしておけば、みんなの目は誤魔化せる筈。とでも言いたげなフォトジェニックな世界。
この監督はアレだね、「トメ絵にはこだわるけど、動きのある絵には興味が無いタイプ」らしいや。
「だったら、写真絵本にでもすればいいのに」
それと同封で「CDドラマ」もオマケにつけて売り出せば良いのに。劇場映画になんかしないで。そうしたらここまでお金を湯水のようにダダモレに使う事も無くて、「地球に優しかった」(プ)のに。
しかし、この制作陣の顔触れを見て驚愕。 「大学の時の友達がいるし」 よく見回すと熊本、福岡、長崎出身者が異様に多い。
これで納得。この映画って、九州出身のクリエイター達が、自己満足(自分の作品の発表の場として?)したい為に終結して、ウタダさんのお金で自由に遊ばせてもらったって部分があるのかもしれない。
だいたい、作家活動している人はおおむね「資産家の娘と結婚して制作を続ける」って感じなのだが、この映画の場合は、「資産家の嫁を持つ友達に群れてたかった結果」って事なんだろう。 まあ、ウタダさんにしたって、「芸術家の夫に自由に金を使わせて、コレも女冥利のうち」という事なのかもしれないが。
それにしても、脚本も物語も幼稚過ぎる。 こんな幼稚な男にお金をつぎ込めるのはさすがに、世界のウタダである。
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