[コメント] 父と暮せば(2004/日)
いつか、「ヒロシマは再生のシンボルだ」と言って、イラクへ帰っていった小児科医のことを思い出した。これまでも、これからも反戦のシンボルであり、再生のシンボルでなければならない。そうありつづけるために、私たちには責任があるのだと強く思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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宮沢りえのちょっとした仕草の一つ一つに、心を硬くして、ストイックに生きる人の暮らし方がにじみ出ていて、心から感動した。
「いきのこって申し訳ない...」。この気持ちは、私たちの理解の範囲をとっくに越えているし、いや、そんな風に考えなくてもいいんだからなんて、私たちが言えるはずもない。 だからこそ、再生を誓い、明日へむかって、歩き出そうとする人のまなざしが、とても、とてもまぶしい。
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