[コメント] ミクロの決死圏(1966/米)
無言のアヴァン・タイトルが最高に格好よろしい。暗闇と燃え上がる炎をバックにして、自動車の車体が黒光り! あるいはここが全篇で最も出来のよいシーンかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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潜航艇のデザインも素敵。窓の面積が大きいことが何よりいい。小窓やモニターで覗く、というのも悪くはないが、全面に広がる窓が生み出す体感性がなければ“Fantastic Voyage”の題は正当化されまい。ほかにも、体内の様子はもちろん患者の禿頭に描かれた格子模様であるとか患者の周囲で首を振り振りするレーダーであるとか、デザイン・センスがことごとく秀逸。
「心臓に入ったらヤバイ」「外で音がしたらヤバイ」といった危機にひとつびとつしっかりとハマっていくのも(お約束とは云え)偉い。
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