[コメント] ピラニア(1978/米)
スピルバーグ先生と二人の生徒。一人は秀才、一人はドテカボチャ。
ジョー・ダンテ「先生、観てください!先生の『ジョーズ』見習って映画こさえました!この映画のオリジナリティーは数が増えたって所です!」
スピルバーグ「う〜む、いくら数が増えても、一匹一匹ちっちゃいんじゃ、同じことのような気もするが・・・。まあ、いいだろう。君が私のことを尊敬しているのは良くわかったからね。で、次は何を作るんだい?」
ジョー・ダンテ「はい、先生の『E.T.』見習って『グレムリン』という映画を作ります!」
スピルバーグ「何?今度は、あの大傑作を真似、うぅっ、ごっほん、いや見習う?何をどう見習うのかね?」
ジョー・ダンテ「はい、きしょい生き物が出てくる所です!」
スピルバーグ「・・・。」
ジョー・ダンテ「その映画のオリジナリティーは数が増えるって所です!」
スピルバーグ「・・・まあ、いいだろう。君は、もう一人の彼と違って私の期待を裏切ることは、なさそうだ。」
ジョー・ダンテ「誰です、もう一人って?」
スピルバーグ「あのタイムマシーンとか、こさえてる小賢い奴さ。先生はなあ、頭は悪くても、人を尊敬することを知っている実直な人間なら、それで良いと思ってる。なのに、あの野郎ときたら、そのうち人よりも・・・うぅっ、ごっほん、とにかく君は数で勝負して行きたまえ。」
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