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[コメント] 正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2008/米)
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★4それぞれの岐路で役者たちが見せる「無表情」に痺れさせられる。悲嘆、嗚咽、失望、放心、或いはさして気に留めていないのか。一元的な感情の押し付けではなく、無表情だからこそ観客は言葉に還元されない、複雑に入り混じった感情の奔流を感じ取ることができる。ウェイン・クラマーはどうやら想像以上に広い引き出しを持っているようだ。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
★3フィル・ペリーとはこれまた通好みな人選ですな。 (黒魔羅)[投票]
★3可変的な概念に過ぎない「アメリカ市民」に自らを代入することの成功と失敗が各人の結末の幸不幸を峻別する酷薄はアメリカ中華思想の裏返しだが、ともかくハリソン・フォード周辺の挿話が贅肉だ。移民取締業に対する彼の葛藤は劇の駆動力たりえず、殺人事件は問題の本質を異にしている。場面転換時の空撮反復も単調。 (3819695)[投票]
★39.11以降のアメリカの抱える移民問題をテーマにしている。7,8組の群像劇である。ほとんど彼らが交錯することはないのであるが、それでもドキュメンタリータッチにならなかったのは演出のたまものと言えようか。 [review] (セント)[投票]
★3基本的には移民問題なのだが人種差別の側面もあるため、黄色人種であるがゆえに、白人社会である米国や英国でプチ人種差別を経験している日本人の私としては、ちょっと複雑な思いを持って鑑賞。 (ノビ)[投票]
★3あなたは私の婿になる』とか、最近の邦題はヒドイのが多い。映画の内容はまとまりが感じられなかったが、クリフ・カーティスの好演に驚いた。黒いスーツに暗めなシャツがよく似合う。72/100 (たろ)[投票]
★4変にサスペンスに流れることなく、ハードに、骨太に、「移民」をめぐるアメリカの、「理想」というより「希望」と「現実」を描いた佳作。 [review] (シーチキン)[投票(1)]