★3 | この映画には2度驚かされた。一つ目は物語の中程の(それまで主人公の)自殺であり、もう一つはラストにあの名曲が流れてきたことだ。そもそも、この作品には2つの視点があり、どちらの視点で観るべきか迷ったのだが・・・、 [review] (KEI) | [投票] |
★3 | 残念ながらこの映画から何かを読み解くことが出来ず、「なんだか気の毒な物語」という印象だけが残った。疲れているのかも知れない。ところで、劇中歌として「さらばシベリア鉄道」とそっくりな歌が流れているが、John Leyton の "Johnny Remember Me" という曲らしい。邦題はかなり内容と乖離している気がする。あと、みんなタバコ吸いすぎ。見ていて気持ちが悪くなった。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 観ているこちらも「この時間がずっと続いてほしい」と思える幸福感に充ちた家族の光景。末娘と次女が父と一緒になって発散する溌剌としたエネルギー。父の映画製作と同じく、本作自体も多忙で活発なリズムを刻む。時間を追い、時間に追われて進む人生。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★4 | 生きている人は動き、進む。役割が変化しても、誰かが動きを止めても、動く。人を追うように撮ったこの作品は、丁寧で真摯的。彼等の暮らしがそこにあった。 (あちこ) | [投票(1)] |
★3 | まるで「停止」を恐れるかのように、めまぐるしく「移動」が繰り返され人から人へと伝播する。「移動」の欠損こそが死の象徴なのだ。夫から妻や長女に引き継がれる生の息吹。良くも悪くもゴダール、トリュフォーの残滓に溢れたヌーベルヴァーグの正統的子孫。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | ジョナサン・リッチマン“Egyptian Reggae”で始まるタイトルバックからすでに傑作。「移動」と「会話」の映画だ。人間を描くとは、その不在を描くとは、つまりこういうことだ。全人物の全所作が愛おしい。とりわけアリス・ゴーティエの躍動は永遠に記憶に留めたい。人生はかくも厳しく、かくも勝手に前進する! (3819695) | [投票] |