[コメント] アーティスト(2011/仏)
クオリティが低いとは思わないが、期待を超えるものは何もなかった。今の時代にこの作品を作る意義が見出せない。
トーキー時代に居場所を失ったサイレント映画スターの悲哀なんて手垢がついた素材。勿論それは織り込み済みで観てるので構わないのだが、だったら別のところで驚きをもたらしてくれないと。
作劇は予定調和。犬に頼り過ぎ。それも結構。ラストにグッとくる情感が演出されているなら。それがない。
トーキー時代の到来を音で表現する、あの場面だけは面白かった。だが、それ一発で終わってしまった。
これでオスカー受賞なんて映画界のマスターベーションに過ぎないのでは?
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