★4 | 詳細が描かれていなくても、通りすがりの町でありふれた人がありふれた時を過ごす。たった数日の出来事にドラマを見出して葛藤を探り出すケリー・ライヒャルト(ケリー・ライカートが正式表記?)の演出は見事。 [review] (jollyjoker) | [投票(2)] |
★5 | 何故そうなったかへの言及は一切ない。どうにか凌いできた日々も何時かはインケツに転じ、それでも又凌いでいくしかない。そのことへの深い共感があるだけ。それでも彼女を取り巻く世界は落ち着きのある色彩と奥行きのある陰影に満ちて彼女は肯定されている。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 犬のルーシーと車(ホンダのアコード)で旅をするウェンディ−ミシェル・ウィリアムズの漂流。終始突き放した視線で、その孤独感、欠落感、喪失感、寂寥感、空虚感などなどが描かれるのだが、思いの外彼女に絡む登場人物は多い(ほとんど皆ワンシーンだけの絡み方だが)。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 見知らぬ町で立ち往生してしまった流浪のアラサー女ウェンディ(ミシェル・ウィリアムズ)の「有り金」は、そこに留まるだけで、そして、そこから抜け出そうとするだけで減り続ける。彼女がはまったのは、罪なき善人たちが幸福のために営む消費社会の蟻地獄。
[review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | ホーボーのちっちゃな女ひとり。ノーメイクのミシェル・ウィリアムズの気骨に圧倒される。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | ケレン味なく、ただ弱者を描く。分からない人には分からないだろう。 (ドド) | [投票(1)] |