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[コメント] ロマンス(2015/日)
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★3いい加減で前を見ることもない男と、それを嫌悪し「真剣に生きている」自分を肯定し続ける女の道幸。男にとっての、女への口実が明らかになったその時、女のいい加減さも露呈し彼女も己を笑う。だが映画的なカリカチュア化であるふたりのあからさまな身長差もミスリードを誘う罠であり、「ロマンス」とは偽装された徘徊であった。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★3ロマンスと紙の月。所詮箱根止まりの女って話(仙石原には行ったようだが) [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3タナダユキにしては低調だろう。「若年女優に、彼女が誕生する以前の流行歌を歌わせる」のはひとつの定型として確立しているようだが、この「いい日旅立ち」はたとえば『超能力研究部の3人』の「喝采」より芳しくない。『麦子さんと堀北真希の「赤いスイートピー」はよかったなあ。趣味の問題かしら? (3819695)[投票(3)]
★4自分探しとかではなく失われたと思い込んでた過去を見つける旅路である点に於いて『四十九日』と通底すると言うかこれしかないんかとさえ思わせたが、臨界線上の男を描く腰の座りが優子の「ま、いいか」的開き直りと共振する。確かにそんなもんだと思う。 (けにろん)[投票(3)]
★3大島優子のどんぐり眼は雄弁だ。普段は忘れている心に刺さった小さな棘の違和感を見事に映し出す。癒しがたい悲しみなどではなく、極私的な苛立ちだからこそ、誰もが共感できる小さな物語。だから観終わた後、すぐに忘れて日常に戻れるのもこの物語の美点。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3「母親探し」の為に盗人男と、大島優子が箱根に旅するという展開はとても映画的で面白いんだが、常識で考えれば普通行かないだろ。映画を観てると説得力にだいぶ欠ける。男とどうしても一緒に行かざるを得ない理由と工夫がもう少し欲しい。 [review] (ギスジ)[投票(2)]