★3 | 原作未読。旧作も未見。本作が初となる『オリエント急行殺人事件』だったが、変な構図がかなり気になった。被害者の客室の前でのやりとりがなぜか真上からのカメラ。客室内を映したくないのか、演者の頭頂部だけを見せられて、表情すらも読み取れないこの構図は不気味さしかない。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | ルメット版と並べて観れば、確実に本作の方に軍配は上がる。だが本作では物足りなさを感じるのも確か。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | 物語を端折りCGで全体を彩色する安直なブラナー演出だが、悦に入り演じる立役者ぶりに何を言っても始まらぬ。取敢えずデップの表出する根源悪とファイファーの捨て身の曝け出しは前作に拮抗。欠如するのはオリエンタリズムとロマンティシズム。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 監督、主人公ポアロを演じるケネス・ブラナーのかっこよさ(だけ)が目立つ映画です。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★3 | 超有名で、今となってはありがちともいえるようになってしまった仕掛けだけに、言わば「逆算方式」でどう楽しませるかという映画にチャレンジしたのは立派。そして全体の雰囲気と、ベテラン俳優の貫禄には楽しめるだけのものはあった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | かなりサクサクと謎解きは進むが、それでももたつく。映画にしては関係人物が多過ぎか。そこは原作に忠実でなくていいのかも。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | せっかくの古式ゆかしいオールスター映画なのにそれぞれの見せ場が無くてもったいない。冒頭のポワロ紹介シーンをもっと刈り込んで、とっとと殺人が起これば、その分(恐らくわざわざ)不細工顔に作ってるジュディ・デンチの小芝居とか堪能できたはず、とか思う。とは言え「名探偵、皆を集めて、さてと言い」以降の演劇的構図と展開は素晴らしいので損した気はしない。 [review] (月魚) | [投票(1)] |