★5 | 「死ね。」「殺す。」殺伐としたことばて交わされる愛の寓話。まさか桜井日奈子に泣かされる日が来るとは、、 [review] (さず) | [投票(2)] |
★5 | 白い画面のなかで交わされる助詞と修飾語が省かれた今風の若者言葉のやり取りが不思議なリズムを紡ぎだし、本作にはそぐわない野暮なワードだが“自意識”のぶつかり合いが、いい加減にしろと言いたくなるぐらい際だって10代の真剣かつ滑稽な面倒臭さが充満する。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 白い光の映画。意図的な露光オーバー。確かに高校時代は白い光に溢れていたような気がする。当事者だった時は、気にしていなかったし、それは今の彼らもそうかもしれない。ならば、ジジイ・ババアが思い出す際のバイアスではないのか。この光の選択は、私は好きではない。
[review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★5 | 殺す死ぬを繰り返しつつ殺せない死ねない2人の内的宇宙に迫ったとは言えないが、それでも互いを希求する空気の醸成がハンパないので凄まじい至福感だ。並行する2挿話は可もなく不可もないレベルだが連関し急転する終盤の畳み掛けで巧緻な配置が明かされる。 (けにろん) | [投票(2)] |