[コメント] シン・ウルトラマン(2022/日)
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TVのウルトラマンは 1、オープニング、異変が起こる 2、怪獣・異星人の出現 3、科特隊が調査・対応 4、ウルトラマン出る 5、格闘 6、エピローグ的エンディング というのがルーティンだった 科特隊はパリに本部がある地球規模の組織だった。 日本支部ビルがあり、中にはビートルや特殊潜航艇や地下に潜るペルシダーなど数々の乗り物を有し、隊員の装備も腰にはスーパーガン、カッコイイヘルメットを持ち、隊員同士の通信ができる流星バッジを胸につけていた。 石坂浩二さんや浦野光さんのナレーション(ない回もあった)に心ときめかせたものだ。
以下は、不満の列挙
役人のような禍特対のメンバーは、誰一人として現場に行かないし 胸につけてるマークが単なるバッジだ。 禍威獣や星人の造形がヘン。特にザラブの背中が削がれたようなフォルム メフィラスは痩せすぎてるし禍威獣の口元がきれいすぎてゴム感がすごい ゼットンが動かないし、エヴァのアダムに似すぎだろう ゾフィーとウルトラマンの会話が普通の吹き替え(エフェクトなし) で、ここは棒読みで行ってほしかった。 スペシウム光線がかめはめ波のように押し合いへし合いするとこもなんだかなぁ スペシウム光線の分析は要らない、するのなら八つ裂き光輪だろう! カラータイマーをなくしたのは別に良いけど、体表の色が変化する設定は気持ち悪い。 ゾフィーの「地球人が兵器として利用される可能性がある」ということで地球を滅失させるという論理はおかしい。それならザラブやメフィラスを先に殲滅せんといけんだろう。
後輩に言わせれば、良かった点もたくさんあります、とのことだけど、ワタシには見て損した感ばかり残った作品となった。 せめてバルタン星人やピグモンを出してくれればよかったのに、と思う。
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