[コメント] グラン・ブルー(1988/仏)
これほど海を美しく描いた作品があるだろうか。ジャック自身こそが、まるで海の泡となってしまう”人魚”の様であった。青く、蒼く、美しすぎる悲劇。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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話下手なジャックがジョアンナから何でもいいから話してと言われ、人魚の話をする。 「人魚と暮らすにはどうすればいいか知ってる? 深い海に潜るんだ。・・海底の静けさの中でじっと沈黙して、人魚の為に死んでもいいと決意すると人魚たちがその愛を確かめるために近づいてくる。その愛が真実で純粋で人魚の意にかなえば僕を永遠に連れて行く。」 この話をしている時には既に、ジャックは自分の未来を予感していたんじゃないだろうか。
結局”海”しか愛せなかった男たちと、そんな男を愛してしまった女の悲劇は、その青い海の美しさによって一層悲しさが増す。
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