[コメント] 戦争と青春(1991/日) - 更新順 (1/1) -
モノクロームで描かれた回想場面は総じて悪くはないのだが、現代との連関に女子高生を狂言回しにするというのが及び腰に思えるし商業主義的妥協の方途にも見える。戦争というものの記憶が冷めやらないギリな時代の名匠の遺言ではあるが出涸らし感は拭えない。 (けにろん) | [投票] | |
戦争体験とはこのように語りにくく、多くは墓場へ持っていかれたのだろう。町角毎に本作のような悲劇があったに違いないのに。井川比佐志とともにそう思わされる。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
文化映画(学習映画)のようなレベルの脚本だが、歴史の真実による裏打ちがそれで済まさない。大空襲の場面では涙をこらえ乍ら拳を握りしめた。☆3.5点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] | |
工藤夕貴、奈良岡朋子、樹木希林ら、女優陣が総じて良いが、コネだけで準主役の佐野圭亮では力不足な上にまったく華が無い。 (直人) | [投票] |